春はギフチョウから


28年4月6日(水)晴れ。
今年の春は以外と天候不順、1月以降、パール富士とダイヤモンド富士はことごとく全滅。
やや、腰痛も出てきてふんだりけったりだ。
そんなわけで、ホームページ更新の記事も何もない。
3月下旬、城山にあるカタクリの里へ行ったところ、撮影でしゃがみすぎ、腰痛で一歩一歩の歩きがきつかったこと。
しばらく、丹沢からは遠ざかっているが、足腰の様子を見ながら、おもむろに始めようと思う。
4月6日の水曜日、久しぶりのいい天気になった。
ギフチョウも目覚め、大分出てきているだろう。
腰の様子を確かめつつ、ギフチョウを見に出かけてみた。
牧馬峠に着く、平日だがいつものように、数台の車が止まっていた。
気温は高く15度くらいあり、絶好のギフチョウ日和だ。
峠から入ると、すぐに1頭のギフチョウが出迎えてくれた。
今までこんなに早くギフチョウに出会えたことはなかった。

9時前だと、気温が低く活動開始が鈍かったということもあるが、今日は違う、気温は高く日差しもある。
ちょっとした尾根や平らな登山道付近を歩くと、すぐにギフチョウが飛んできてくれる。
ただ、ヒツジの開花は少し早く、あまり花芽はない。
とりあえず、地面の落ち葉の上にベターと止まったチョウを撮影する。
今のところ誰にも会わない。
大分暑くなってきたので、いつもの尾根に行って見た。
先客が一人、ゆっくりと撮影を楽しんでいた。
ここは蝶道といえる場所だ、いつも必ず2,3頭のチョウが飛来している。
今日もすでに3,4頭のチョウが行ったり来たりしている。
先客も地面に止まるのは面白くない、ねっこの上に止まるとか、立てた木の棒に止まってくれればいいんだが、と言う。
ミニ山頂には丁度いいかんじで咲いているミツバツツジがあった。
これに吸蜜で止まる瞬間までじっくり待つ。
じっとしていると、足元にもよく止まる。

落ち葉の上は撮りあきたので、花にくるまで待っているしかない、必ず来るはずだ。
しばらくすると、たまにツツジの花へ吸蜜しにくるようになった。
3,4回ツツジに来てくれた。
そのうちに、また一人撮影者が登って来たので、ここから降りて、篠原の里へ行ってみることにした。
峠まで降りる途中、数人の登山者や撮影者に会う、。
今日は平日だからいいもの、休日でいい天気になれば、もっと沢山の人々に出会うだろう。
篠原の里には、大体2,30人くらいの撮影者が、うろうろしていた。
豆桜やツツジの花の前には人だかりがしている。
人のいない所を探しながら歩いたが、何処にもカメラマンがいる。
ギフチョウの姿を見ることは出来たが、山の中と比べるとあまり多くない。
結局、ここでは、一枚もシャッターを切ることは無かった。
一般の人が入らない、横道に入って見た。
すみれに1頭のギフチョウが飛来していたので、やっと里での1枚が撮れた。
上空には雲が多くなり、撮影終了の潮時、もう少し天気が良ければ、ダイヤモンド富士撮影にも行こう
、と思っていたが、今日はこれにて終了。
初撮りで撮影は出来て、満足、腰の様子もまあまあ、帰宅することにした。

車――牧馬峠――篠原の里――車

9:00           14:00

 

トップへ戻る