2013ギフチョウ


4月5日(金)快晴。
今年も初見のギフチョウへ会いに出かけた。
朝から気温が高く、活動が早そうだ。宮が瀬の温度は15度を示していた。
8時半過ぎ、牧馬峠に着く。今年は寒暖差が激しく、ギフチョウの出が早いのかどうか良くわからない。
登山道脇のタチツボスミレの咲きぐわいは丁度いいようだ。
歩きだしてすぐに、ミツバツツジで吸蜜をしている1頭に出会った。
今日の気温からして出は早そうだ。早速1枚ゲット。
それからは、時折ギフチョウの姿を見つけ、ゆっくりと歩を進めていった。
寒暖計の温度は早くも16度を示していた。
暑くなりそうだ、予報では最高気温が22度くらいになるらしい。
あまり気温が上がると、蝶の動きが活発になり、なかなか止まってくれないだろう。
ギフチョウの活動適温は10度〜15度くらいのはずだ。
快晴で、少し風がある程度、気象条件は申し分ない。

例年、いつも複数飛んでいる尾根に行って見ると、思った通り舞っていた。
今日は、飛翔写真に挑戦。マニュアルにして、ピントを1Mくらいに固定。
行ったり来たりする3、4頭のギフチョウを追った。
スピードが早く、枠内に入ったかどうか判らない。
500枚くらい、連射で撮り続けた。
下から次の人が登ってきたところで、打ち止め、あとはゆずって下山する。
石砂山は早々に引上げ、篠原の里に下る。里のつつじも丁度いいようだ。
金曜日ながら、花の前でじっと待っている人が結構いる。
里に入ってすぐ、スミレに付いたギフチョウを発見。
次に、しだれ桜にも1頭付き吸蜜している。
民家内のつつじにも飛んでいる姿が見られた。出はいいようだ。
およそ、2,30人くらいの人達がいたようでした。
花に付いた綺麗なギフチョウの決定的な瞬間を撮りたくて、しばらくうろうろする。
やがて、つつじに付いた綺麗な蝶が舞い、皆でシャッター音の雨。
いい構図が撮れたので満足、早目に車へ戻った。
今日はこれから、逗子まで行き、ダイヤモンド富士を見る予定だ。
車に戻ると暑い、窓を全開にして、逗子に向かう。
まずは、カーナビをポイント箇所近くに設定し、一路、湘南海岸を走る。
場所は大崎公園だが、行ったことはない。材木座海岸を左折し、わかりにくい道をカーナビの指示通りに走っていく。
披露山公園前を右折し、閑静な高級住宅地に入る。
駐車はうるさそうなので、住宅地入口に止め、まずは、大崎公園まで歩いて行ってみる 。

公園自体は逗子市の管理なので、特に問題はない。空は快晴、江ノ島が良く見える。
肝心の富士山は、春霞がかかり、丹沢も見えていない。
もうすでに、2,3人が、ビューポイントで三脚をセットし、のんびり時間をつぶしていた。
まだ、日没までは2時間もある、ゆっくり公園内を歩き、ポイント箇所を眺めていく。
車に戻り、カメラと三脚を持ち、もう一度公園へ行く。
住宅地入口に”用の無い方の立ち入りはご遠慮下さい”と書いてあり、管理事務所もあるが、特におとがめはなかった。
中は数百坪もありそうな、高級住宅ばかりで、時折パトロールをしていた。
人がいる所は避け、逗子マリーナが丁度桜に隠れる場所で、ゆっくりと待つ。
最初は一人だけだったが、外人さんが一人、あと2,3人が同じ場所に陣取った。
太陽が日没に近づくにつれ、富士山のシルエットが浮かびあがってきた。
山頂近くになると薄い雲がおおっている。
眺めとしては、肉眼で太陽が丸く見えてくるので、なかなか綺麗だ。
後ろを振り返るとだんだん人も増え、10人くらいになっていた。
いつものことながら、あっと言う間に沈んでいく。
露出がうまく合っているかは、あとで取り込んでからのお楽しみ。
帰り際、いたる所に同様な人達がおり、この公園だけでも、数十人の人々が同じ現象を眺めにきていた。

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