ニカニカ集会と永峰沢の滝

26年4月27日(日)快晴。ニカニカ集会。

2月に降った大雪の影響が長く続いていたので、しばらく丹沢の山から遠のいていた。
連休になり、27日の日曜日に今年のニカニカが開かれることがわかり、やっと出かける気になってきた。
山の尾根での集会のため、ノンアルコール飲料をコンビニで買い、車で出る。
場所は敷地山先の平らな尾根、どっちにしても初めての場所なので登るのが楽しみだ。
今日は富士山も良く見えている。どうせ登るのなら、知らない沢を登って見たい。
芋ノ沢か女郎小屋沢の左沢のどちらかを登って目指す尾根へ行くことを決める。
今日は連休に入った最初の日曜日、玄倉林道にはバスから降りた団体さんやグループがかなり歩いている。
途中で見慣れたMさんとSさんに会う、手をあげて挨拶し、ゲート前の駐車場に着いた。
もう車はあふれている、しかたないので、少し手前の道路脇に車を止めた。
仕度をし、ゲートをくぐると、丁度前方に主催者本体のMーKさん達が歩いていた。
少し歩いて追いつき、どこから登るのか聞いてみる。
イガイガさんが、芋ノ沢出会いから御料林径路を登るという話しを聞き、そのルートへ相乗りすることにした。
本体は女郎小屋沢左尾根ルート、MさんSさんは右の林道を一旦登り、御料林径路に出るルート、そして自分とイガイガさん はトンネル横から直接芋ノ沢出会いに下るルート、それぞれ三つのルートに分かれる。
急坂の踏み後を辿り玄倉川へ降りる。釣りをしている人が2名いる。
”赤棚を見て行こう”という話しが出たので、”先行したい”と声をかけ、飛び石をしながら本流を進むこと100Mくらいで赤棚前に到着。
水流があり、20Mくらいの立派な滝でした。丹沢の滝の一つに追加決定、写真をとる。
撮影後、芋ノ沢出会いに戻るともう、MさんSさんが来ていた。

4人で芋ノ沢を少し探索してみる。
出会いから水は無く、すぐに壊れた石積堰堤が出てくる。
結局水も滝もなく突き上がっていることがわかり、途中で引き返す。
出会いまで、植林があり、その中にかすかに径路と判るふみ後が続いていた。
地形図で見ると等高線が詰まった径路で登り始めは急だ。
ジグザグの登りに汗をかきながら登りつつ尾根に出た。
もう、先発隊で別ルートから登ったきたメンバー達が尾根上に来ていた。
集会会場まで、少し尾根上を移動、ブルーシートを敷いて、だべりながら本体の到着を待つ。
遅れるだろうと予測していたが、以外に早く本体も到着。
早速、山の上での第13回ニカニカ集会が始まった。
快晴、無風、直射日光で結構暑い、ここでは蛭の心配もなし、Tシャツで十分だ。
途中、キリヤマ隊長夫妻、遠路から堰堤博士、レガーさん、最後にアードベックさんで全員集合。
おのおの、色んな山話しをしながら食事やつまみを楽しみ、時間は過ぎ去っていく。
最後に記念写真を撮って、お開きとなった。
下りは、また二手に分かれる。

新ルートの南側尾根下降グループと一緒に降りていく。
若手NO−1のレガーさんが先頭で下降ルートを確認しながら行くので安心、ついていくだけ、らくちんだ。
途中、少しざれた急な所もあったが無事、玄倉川に降りたつ。
林道にブルが入り工事中の箇所近くで、適当な所を拾いながら林道上にそれぞれ上がる。
駐車場でそれぞれ散会、今日の楽しい1日は終了した。
主催者のM−Kさん、お疲れさまでした。

26年5月5日(月)くもり。永峰沢の滝

その後、連休は続いたが、車の使用と天候をにらみながら、簡単な滝を見てきました。
まずは、愛川町の案内図にある、大月沢の滝。
用水路のような住宅地の間を流れる大月沢。
こんな沢に滝なんかあるんかいなと思いながら登ると、滝坂と書かれた立派な石碑。
道路終点に立派な神社があり、その横に大月沢の滝は落ちていた。
落差は4,5M、おそらく、地域の滝として祭られているのだろう。
とりあえず1つの滝として認定、もう一つの不動の滝はしょぼいので不採用。

次に、宮ヶ瀬湖北側道路から見える滝へ行ってみる。
車は適当に止め、永峰橋まで少し歩く。
どこから下に降りられるか眺めながら歩くと、西側からなんとか降りられそうだ。
コンクリート用壁の脇から入りこみ、少し獣道のような所を登り、下れそうなザレを降りる。
途中、残置された太いロープを見つけたので、そのロープを垂らす。
沢近くはロープがないと、ちょっと苦しい所だったので大助かり。
湖脇に降り、用壁沿いに進む。沢に降りると、丁度下段の滝前、結構大きな滝だ。
下段は12Mくらい、上段の立った滝もすぐ上に見える。
まずは、全体の写真を撮り、上段の滝へ登る道を探る。
左右どちらも登れそうだが、右側の方が楽そうだ。
右側から巻いて登り、上段の滝の前に立つ。
かなり見栄えのいい10M直瀑だ。
下段はなんとか登れそうだったが、この滝は登れない。
周辺に付いている苔が非常に綺麗だ。
思ってた以上の立派な滝だったため、満足満足。
上段、下段合わせて22Mはあり、苔も綺麗でいい滝でした。
この辺は蛭には十分注意しなくてはいけない地域。
道路に降り、歩道上で全体をチェック、手の甲に1匹頭をもち上げていた、幸まだ吸血されていない、すぐに抹殺。
結局蛭の姿はこの一匹のみ、車に乗り、鳥居原駐車場まで走る。
時間は早いが、連休中のため、ほぼ満車、トイレで手を洗い、地場産のタケノコを一つ仕入れ、早めに帰宅した。
写真を整理してHPにアップしようとしたところ、同じ名前の写真データでひっかかった。
あれー、前に行ったことがあるんかいな、と思いつつ、HPを確認してみる。
あったあった、NO−87の記録がそうだ。
その時の写真を見ると、あまり苔はない、季節がら苔の違いが出たのだろう。
滝は三段になっているとの記録だったが、F1を22M、F2を6Mと整理する。

車―――集会場所――――車

8:30  10:40    14:00

 

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