2015ギフチョウ


4月12日(日)晴のち雲り。
今年も例年通り、ギフチョウを見に行ってきました。
今年の春先は天候不順で、あまりギフチョウ見物に適した日にちがない。
4月9日の天気予報が良かったので篠原へ行って見たが、予報に反し午前中は寒い曇り空。
ギフチョウはまったく姿を見せず、あきらめて退却、前日に降った雪が道路から100Mくらいの山肌にも見えていて 寒い1日でした。
最後のチャンスと思い、4月12日の日曜日、再度出かけてみました。
今日は日差しもあり、だいぶ暖かくなりそうだ。
宮ヶ瀬での道路上の気温は9度を指していた。
もう、ギフチョウ出の最盛期が過ぎたのか、牧馬峠には4台しか車は止まっていない。
まずは、ゆっくり峠から散策、気温の上昇を感じながら、ゆっくり歩く。
いつもの南尾根を歩くと。2頭のギフチョウが歓迎してくれた。
最盛期の週末だと、あちこちに撮影待ちする人が見られるが、今日はあまり見かけない。
それでも、所々のポイント箇所には、何人かいた。
10時を過ぎ、そろそろ活発に飛び出す時間。
いつも蝶道が見られる尾根へ行って見る。

ミツバツツジは、半分くらい花が落ち、盛りを過ぎている。ギフチョウの姿は見られない。
じっくり待つか、と腰を落とし、待つこと10分、やって来ましたギフチョウが。
一気に4,5頭がからみながらやって来た。
じっとしていると、目の前を行ったり来たりしながら飛び回る。
落ち葉の上に止まった蝶を見ると、片方の尾が無かったり、鱗ぷんも大分落ち、すれた蝶が多い。
やはりこの時期になるともう終盤だ、2頭の交尾も見られた。
あまりまともな蝶が居なかったので、撮影もそこそこ、丁度一人下から来たのをしおに、尾根をあとにする。
下りながら登山道で撮影していた人の近くに、まあまあのミツバツツジがあったので、ツツジへ吸蜜にくる蝶を待つ。
何とか2,3回吸蜜にきてくれた。
少し下り、丁度咲具合がいいミツバツツジを登山道下に見つけた。
待てば必ず来るだろうと思い、少し周辺を整理して、近くの木に持たれながら待つ。
待つこと数分、期待通り、ギフチョウがやって来てくれた。
それからは、30分くらいの間に、5回くらい吸蜜に来てくれた。
なるべく綺麗な個体を撮影し、ある程度撮りあきたのでここを去る。
山中の温度計は、13度を指していて、雲はあるが晴れたり雲ったり。
時間とともに活発に動きだし、登山道のあちこちで立ち止まりながら撮影する人たちがいた。
山ではかなり撮影できたので、車まで戻り、篠原地区へ行ってみる。
牧馬峠の道路横にも飛来して来ている。
篠原地区に入ると、花の前では人だかりが出来ていた。
あちこちのツツジや桜には、結構きているようだ。
少し奥へ歩いて行くと、2頭のギフチョウに出会った。
しかしながら、ここでも大分すれた蝶の姿。
あまり撮影意欲が湧かず、戻り、人だかりがする花の前で撮影する。
私有地に入っている人がおり、地主さんから怒られていた。
最盛期であれば、道端でも必ず見ることが出来るので注意が必要であろう。
淡い日差しが届き、気温はギフチョウが活動する15度くらいに上がったのでベストな1日でした。
戻る途中、県道脇の民家のツツジにも飛来しているのが見えた。
まあまあ、満足する写真も撮れたので早めに帰ることにした。
今年は天候不順で晴れの日が少なく、前半は寒い日が続き、ギフチョウが見られそうな日がほとんど無かった。
春の女神の姿を見ることで、山にも春がきたなあ、と実感が湧く1日でした。

車――――尾根―――篠原――――車

9:20  10:30   11:30  13:00

 

トップへ戻る