秋のニカニカ集会


平成28年11月3日(木)快晴。
今回は丹沢でも困難な場所のひとつ、女郎小屋の頭で開かれるので興味しんしんだ。
丹沢の滝巡りを始めたころ、迷って一晩すごしたことを思い出す。
東沢乗っ越しからモチコシの頭まで歩いたことがあるが、今回はすべてお初のコース。
13人全員がエキスパート、ルート取りはすべておまかせ、あとについていくだけ。
ちょっと早めかなあ、と思っていたら、M−K号含め皆さん到着済みで丁度良かった。
玄倉に車を止めるのは初めて。支度をしたらすぐに出発だ。
青空も出てきたので、天候の心配もなくなり、絶好の登山日和になってきた。
9名でわいわい林道を歩きだした。

鎖でできた簡易なゲートをすぐに通過、いろんな事情もあるんだろうが、登山者にとっては、かなり不便になってきた。
なんでこんな手前にゲートが出来てしまったんだろうな、と話しながら歩く。
旧駐車場まで林道を歩いて40分ほどかかる。余分な歩きだなあ、日が短い季節はもったいないなあ。
ここに車を置き、小川谷にも車をデポできれば、1.5時間ほども節約になる。
まあ、あまり時間を気にすることなく、花を撮ったりしながら、女郎小屋沢出会い近くまで林道を歩く。
山の上の方の紅葉は進んでいるようだが、玄倉川沿いの渓谷の紅葉はもう1,2週間かかるだろう。
玄倉川に降りると、先行の4人が待ち構えていた。これで13人全員が集合した。
女郎小屋沢に入り、沢コースとややトラバースしながら登るコースの二手に分かれる。
自分は沢コース班に同行する。
2Mの滝をお助けヒモを出してもらって通過、右に入る支流の石小屋沢へ入る。
出会いF1−8Mの滝を鑑賞後、戻って界尾根から巻いて登る。
F1の上にも連瀑で滝が続いている。以前、F1の滝は見たことがあるが、その先は始めて。
今年は、新滝の紹介が一つもなくて、残念だったが、やっと新しい滝を見ることが出来た。
F2−6M滝はCSの滝、F3−6M滝は登れる人は直登していく。
その上にも2段3M、4Mと続いていて自分達は巻きにてっする。
連瀑の上に降り、ロープを要求する直登メンバーをお助け、二俣でひと休憩。

ここには岩から出る湧水があり、ここでほとんど水流も消えていく。
右股のザレを登り、通称”樅の木の鞍部”と呼んでいる尾根に出る。
ここは、モチコシ沢と女郎小屋沢を分ける尾根だ。
ここからは標高差300Mほどの尾根登り、きつい所はないが、しばらく山をやっていない自分にはきつい。
太ももが痙攣寸前だ、やっとのことで最後尾から女郎小屋の頭に着いた。
集会の始まり、ブルーシートの上で、いつものように歓談、あっという間に時間は過ぎた。
この時期、日没は早い、13時20分、集合写真を撮影後、全員で女郎小屋乗っ越しを通過、ここで下山を二手に分かれる。
大タギリコースと東沢へ向かう尾根コース。
自分はお気楽らしい尾根コース班で下山。
尾根コースは誰も降りたことがないらしいが、ルーファイはおまかせ、しんがりから着いていく。
危ない所もなく、登りの苦しさに比べれば、簡単に小川谷に降り立つことが出来た。
壊れた堰堤のすぐ上の河原でバッチシいい所、ワサビ田跡を少し登れば、小川谷経路だ。
あとは、多少荒れてきたようだが、登山道同様の経路をお気楽に降りていくだけ。
林道に出て、ちょっと休憩していたら、大タギリから下山の3名が丁度追い付いてきた。
M−Kさん達3名は、敷地山コースへ変更したようで、下山時間が少し心配でした。
そんな杞憂も立間大橋でちょっと休んでいたら、下の方から声がする。
これで、また13名全員集合、林道をわいわい話しながら玄倉まで下った。
玄倉に着けば、もう日没後、三日月が空に出て、電気も着いている時間でした。
計画していただいたM−Kさん、皆さん、お疲れさまでした。

車――女郎小屋沢出会――女郎小屋の頭――小川谷――車

7:40  9:00     12:10(13:20)  14:20  17:00

 

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