雨山峠から伊勢沢の頭


4月13日(土)曇り、雨山峠から伊勢沢の頭。
久しぶりの尾根歩き。 友人と二人で、行ってみたいという雨山峠からのルートをハイキング。
寄大橋の便所脇に車を止め、歩き出す。 天気予報は晴れのち曇り、とまあまあだったが、一向に晴れる気配が無い。
旧キャンプ場の中を歩くと、最近なんらかの工事が入っているようだ。 道路終点から登山道に入る。
いつものように鹿サクの中に入り、左、沢沿いにショートカットし、堰堤に向かう。 堰堤から沢へ降りるのに、最近かけたのだろう、新しい木の梯子が掛けてあった。 少し沢沿いに進み、左の登山道に入る。
沢を4、5回、右左と横切り、がれた鎖があるところに出る。 ここは新しく整備され、新しい鎖が張ってあった。 台風や大水が出れば、また下は削り取られ、変わってしまうだろう。
中間の気持ちのいい小尾根を登り、寄沢本流にまた降りる。 沢沿いに進み、最後の階段を登ると雨山峠。 ここまで1時間50分、ほぼコースタイムどうりだ。 前回一人で来た時は、富士山がよく見えたが、今日はガスっていて周りの山も見えない。 雨山峠は名前のごとく、通常は雨が多く景色はあまりよく見えないと、どこかの本にあったなあ。 少し休んで雨山を目指す。
雨山頂上では、さらに霧が出てきて何も見えない。晴れていれば海がよく見えるのに、 そのまま素どうり。
たんたんとぶな林のなかを、桧岳を目指し、小さなアップダウンを繰り返し進む。 遠くが見えないので、あまり楽しくはないが、林の中の散歩道程度の登り、下りなので、 周りの木々を眺めながらゆっくり歩く。
桧岳は道標をみて素どうり、ここでも遠くは見えない。 晴れていれば、富士山や丹沢主脈が綺麗に見えるのに、 次のピーク伊勢沢の頭を目指す。
広い尾根の中の道を進み、ほどなくして、山神峠から登ってきた道と合流。 伊勢沢の頭は見晴らしがないので、前回見つけた、植林がまだ新しい、展望のいいスポットに行く。 脚立を利用して鹿サクを渡って入ると、丹沢湖が目の前に見えるところだ。 本来ならば、湖の上に雄大な富士山が見えるのだが、今日は丹沢湖が薄く見えるだけ。
ここで大休憩、ビール&昼食タイム、景色などはどうでもいい、山で飲むビールは最高だね。 今日はここまで誰にも会わない、人気のないところなので、こんなもんなんだろう。 ビールを飲んだあとの30分は、足にくるので、ゆっくり休む。 ときおり、日差しが出てきて、少し周りも見えるようになってきた。
あとは下りだけなのでのんびり降りる。 途中見つけたタラの芽が、丁度食べごろになっていたので、帰りはタラの芽を探しながら降りることになった。 今年は気温が高いせいか、季節も2週間早い。
秦野峠から、旧道の点線ルートを歩いてみる。 以外としっかりしてて、簡単に林道に出た。
あとは、林道両サイドのタラの芽を探しながら、のんびり歩く。 さすが林道のため、目に付くところは、おおかた取り付くされている。 それでも、今年は早いため、結構取れた。 私の家族は全然食べない為、みんな友人が持っていった、酒の肴にうまいだろうにね。
今日は天候がイマイチのため写真もナシ、唯一、山菜取りが楽しかった。 降りながら、いくつかの沢の偵察もしたし、次は、沢にはいるぞー。

 車―――――雨山峠―――伊勢沢の頭―――秦野峠―――車

7:15  9:05  10:50  12:30  14:30
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