丹沢・荒井沢の滝、牧馬大滝


11月26日(土)快晴。
晩秋の紅葉が似合う滝で、お手軽に行ける滝へ行って見た。
道志川流域にある荒井沢の滝と菅井沢の滝。それと上仲沢にある牧馬大滝だ。
快晴の空、気持ちよく宮が瀬湖周辺を走る。
しっかりと名物になってきたジャンボツリーも、丁度今日26日の夜から始まるらしい。
駐車場も無料がなくなり、すべてが700円になっている。
鳥屋から国道413号線に入り、荒井沢にかかる橋の手前から発電所に降りる道に下り、車止の前のスペースに車を止める。
朝の空気は冷たく、着替えていると震えがくる。
管理道を下り、発電所横の吊り橋を渡る。

荒井沢の滝と周辺の滝は吊り橋からも下の部分がよく見える。
滝の正面に出るには、道志川に降りなければならないが、ルートは2通りある。
一つは吊り橋際から降り、ステップの切ってある岩場を下る。
もう一つは発電所際から、山道を登り、菅井沢の左岸沿いに下り、菅井沢の滝下に出る方法だ。
安全なのは、2案の菅井沢沿いの下りがベスト。
今日は吊り橋際を下り、ロープを出して道志川に降りた。
まずは、陽の当たる前として菅井沢の滝の写真を撮っていく。落差は12Mくらいだ。
この沢は発電所の水を逃がす沢としても使われ、以前、ものすごい量の水が流れていた。
今日は平水で、一条の水が滑るように落ちていた。
もう少し水量があると、手前の壁にも水流が出来、幅広の滝になるのだが・・・。
次に荒井沢の滝の正面に行く。

丁度紅葉したもみじが滝周辺にあり、いい風景画が撮れた。
この荒井沢出会いから上流100Mくらいの区間が瀞場になり、周辺の岩場とマッチするいい撮影ポイントだ。
水は青みがかり、滝の姿を映していた。
この場所は、良く周辺を眺めると4〜5個くらいの滝が落ちている。
滝と流れと周辺の景色がとてもいい雰囲気をかもし出しているところだ。
午前中は日影だが、午後になると陽がさしてくる。
歩きながら、感じのいいところを探しながら撮影していく。
ダムから時々注意アナウンスが聞こえてくる。
良く見るとゴミのかかった位置が頭の上にあり、大水が出た時の水位は3Mくらい高くなったようだ。
適当に写真撮影を終了し、次の牧馬大滝に向かう。
国道を少し戻り、青ノ原キャンプ場への道に入る。

閉鎖された青ノ原青年の家前の道路に車を止めた。
車が2台止まっていたので、今日牧馬大滝へ入った人がいるかもしれない。
吊橋を渡り、上仲沢に降りた。今日はしばらく伏流だ。
流れが出るまで、道路のような川の中を歩いていく。
いつもは、沢靴なので、流れが出てもジャブジャブ進んで行くのだが、今日は運動靴なので濡れないように歩く。
手前の小滝は、左側から巻き、飛び石で大滝前に出た。予想通り先行者が一人いた。
ゴミが目立つので、撮影する画面に入らないよう、まずは、少しゴミ掃除をする。
滝は平水の水量で、周辺の木々は、まだ、あまり紅葉していない。
上部、壁の上は丁度いい紅葉に染まり、青空に映えていた。
この滝の撮影ポイントは、少し登った上からと、滝下の上部に回り、簾状に落ちる水と下流の紅葉と鬼のような奇岩を入れた風景だ。
撮影中、もう一人滝を撮りにきた人がきた。
上部の牧馬廊下には、F2、F3、F4、枝沢の滝と沢山の滝がまだあるが、今日はここで打ち止め。
今日はお気軽の滝撮影のため、御前中で終了する。
快晴の1日、もうポカポカの陽気になってきた。

車――荒井沢の滝――牧馬大滝――車

7:50  8:10   10:30  11:50

 

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