紫金山・アトラス彗星


令和6年10月13日(日)〜14日(月)晴れ

1997年のヘール・ボップ彗星以来、27年ぶりに肉眼で見られる大彗星だ。
もう、このような大彗星は死ぬまで見られないかもしれない。
天気予報をみながら、撮影日と場所を検討する。
場所は富士山が見え、彗星が富士山の真上に見られる菜の花台に決めた。
あとは、彗星が地球に近づく12日〜20日までの晴れの日、はたして肉眼で見られるのか。
12日の天候はいまいちで、見送り、翌日以降に決める。
全国的に天候が良くなり、早くも12日の彗星写真がネット上に投稿され、期待は高まる。
13日、友人Aさんを誘い、秦野市の菜の花台へ出かける。
富士山は日没まで上部が見えていたが、だんだん雲に覆われ見えなくなった。
観望者は10人くらい、木造の展望台も人が一杯で、今か今かと待っている。

5時40分頃、誰かがカメラに彗星が写っているといったので、それからは、その方向を見ながら見つめる。
5時50分頃になると皆さん彗星を発見され、撮影会が始まった。
6時を過ぎると、肉眼でも確認できて大騒ぎ。
それから6時20分すぎに雲に隠れるまで撮影し、観望会は終了した。
彗星は5秒ほどの露出で写り、スマホでも撮影が出来た。
彗星が肉眼でも見えたことに満足し、帰途につく。
10月14日(月)、富士山が見えなかったのが唯一の心残り、再度菜の花台へ行く。
天気予報は夕方からは曇り、静岡県はいいらしい。
以外と晴れている、今日は富士山が良く見えている、西空の晴れが続くことを願う。
東半分雲がでてきた、なんとか富士山上空は晴れ、綺麗な日没も見えた。

今日は昨日より高度が高いので、天気さえ良ければ期待できる。
5時50分頃、彗星が見えてきた、さあ、撮影会の始まりだ。
撮影者は3組ほど、昨日より少ない。
どんどん、はっきり見えてきた。
肉眼で追いながら「雲の中に入った、頭が出た」と話しながら撮影を続ける。
6時半、雲の中に入ったのを最後に撮影終了。
今日は富士山が写った構図が撮れ、大満足でした。
翌15日(火)、綾瀬市で撮影してみたが、彗星は写ったが、やはり、山や峠での写真にはかなわなかった。
さあ、写真の整理が難しい、コントラストをかなり+し、レベル補正で調整、夕空に長い尾を流しながら浮かぶ彗星と富士山が現れました。

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