奥多摩・坊主谷2


6月28日(土)くもり。
どうにか天気が持ちそうな梅雨の合間、見残した滝を見に、奥多摩・坊主谷へ出かけた。
来月から、またガソリン価格があがるらしい、車使用も考えてしまう。
坊主谷出会の駐車スペースは、先行車が止まっていたので、少し先の路肩に車を止めた。
釣人に会わなければいいのだけれど・・・。
水量は豊富、今年の沢はいつ行っても、水の心配はない。
逆に通常抜けれれそうな所も、水をかぶることになる。
堰堤を越え、最初のゴルジュを迎える。ここは左から、滝を眺めながら巻いて登る。
水量が多いので、幅広の滝や滑がとても綺麗だ。
久しぶりの本格的な沢歩きなので、バランス感覚が鈍く、なんとなく怖い、だんだん臆病になってきたなぁ。
写真を撮りながら、ゆっくり登り、F4・二段8M滝の下まで来た。
右岸には、地図にない林道のガードレールが見えている。
下部の三筋の滝は、左からへつり気味に登り、上段の直瀑は、左の階段状の岩壁を登る。

その上はやや明るくなり、電光状の滑滝が出てくる。
この滝は、日が差すと右壁の苔がはえとても綺麗だが、今日はくもり空、残念でした。
水流が強いので、気をつけながら、水線沿いを登る。
前方に大滝と前衛のCS滝が見えてきた。手前左岸には、多段の滝がかかっていた。
前回の姿は、上下段とも、一条だったが、今回は両方とも二条で落ちている。
水量が多いと、こんな感じになるんだ、と改めて前回のイメージとの違いを思い描いたまで。
さて、今日の目的は、この二段大滝の上にある滝の姿を拝むことだ。
ザレの斜面を左から登り、二段の滝の上に降りる。
すると、岩壁に囲まれた奥に、10Mの滝が落ちていた。
近いので、連続する3段の大滝と見ていいかもしれない。

右側の壁にある細い木に、シュリンゲがぶらさがっていた。
直登はこれを利用して、滝横を登っていくらしいが、かなりハードだ。
自分は、これ以上、上へ行くつもりはないので、気が楽だが、この滝は、大きく巻かないと上がれないだろう。
ここまでは、わりあいに、お気軽な沢登りだ。
さあ、適当なところで、昼休みだ。とりあえず、F4・二段8M滝下まで戻る。
ここで、下から若いペアが登ってきた。完全武装スタイルで、ヤルキまんまんてな感じ、大学生かな?。
帰りは、上に見える道路に登って帰るつもりなので、ここで昼食休憩。
ホイッスルが聞こえた、うまくリードしてるかな?。
道路には、簡単に上がれる。丁度、林道の終点で、少し広くなっているところだった。
この林道は、以外と良く、四駆の車であれば、終点まで楽勝、ゲートもなかった。
ただ、短いので地図に乗ってないのかもしれない。
下の林道まで10分、さらに車まで10分、20分たらずで、車まで戻ってしまった。
大滝だけを見たい人には、うまく使えそうだ。
林道上でジャレ合う、ゼフィルスを発見、カメラを取り出し、何枚か撮って見るも、ピントが合わない。
あわてていたため、設定がだめ、やはり望遠じゃないとだめだなあ。
さて、時間が早い、小河内ダムの水と緑のふれあい館などに、初めて寄ってみる。
短い3Dの映画を見、奥多摩の巨樹と水という感じのいいパンフレット(100円)を購入し、帰途に着く。

車――――大滝―――車

8:10  11:50   13:00

 

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