大観山からの富士


2月2日(木)快晴。
今年の始動は富士山の撮影から。
神奈川県に住んで一番いいところは、なんといっても、県内どこからでも富士山が見えることだろう。
特に冬は快晴の日が多く、雪をかぶった富士山はとりわけ美しい。
寒い冬は出かけるのが億劫になり、特に夜間は寝るのが早くなったせいかなかなか出かけられない。
友人のAさんからの誘いで大観山からの富士山を見に行きました。
午前3時に出発、現地には4時過ぎに到着、快晴の空だ。
早朝出発は全然苦にしないが、寒さは気になる。
撮影場所としては、有名な所らしく、先客の車が1台止まっていた。

星と富士山の固定写真を少し撮って見たが、都市明かりが以外とあり、あまりいい写真は撮れない。
おまけに日本ランドスキー場の明かりが強く、2,3枚撮ってあきらめた。
道路の凍結や雪はなく、かなり前に降った雪が道路の脇にある程度で、走行には特に問題はなし。
気温はー4度程度で強い冷え込みではない。
今のところ風はなく、穏やかな快晴の空だ。
明るくなるまで車の中で待機、数台の車が、同様な撮影をするためにやってきた。
日の出30分前頃から外に出て、撮影を始める。
すでに富士山は明るく、目の前に大きく見える。
芦ノ湖には霧や雲もなく、空は雲一つない快晴だ。
富士山と愛鷹山との間には、南アルプスの雪に覆われた山々が見えている。
悪沢岳、赤石岳、聖岳等、3000Mを越える山脈だ。

夜明けと共に気温も下がり、シャッターを切る指先の感覚がなくなってくる。
幸に風がなく、撮影に没頭する。
撮影者は10人程度、あまり地元の人はいないようだ。
富士山頂に陽があたり、赤く染まってきた。
芦ノ湖あたりまで日が当たってきたのを潮に、撮影を終了した。
芦ノ湖湖畔で朝食を食べながら撮影、次の松田山へ向かう。
今年は河津さくらの咲きが早いようですでに8分咲きでした。
すこし風が強くなってきたが、快晴の空に、富士山と河津さくらの構図が絵葉書のようでした。

今年は寒暖の差が激しく、滝もあまり氷らない。
雨が少ないので、水量もいまいちだろう。
丹沢への始動もなかなか足が動かない、もう少し春を待つか。

車―――大観山――車

3:00  4:10  7:00

 

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