丹沢と大桟橋からのダイヤ


3月9日(木)〜10日(金)快晴。
9日は、ヤビツ峠手前、林道上からのダイヤモンド富士。
午後から雲が多い一日だったが、夕方になり晴れてきた。
ゲート前に車を止め、富士山の見える場所を確認する。
ゲートから50Mくらいの区間で2箇所あり、手前の位置に決める。
まだ日没まで2時間くらいあり、車に戻ろうとしたら、一人の老人が機材を入れたケースを持って歩いて来た。
同様な目的できたらしい。
車の中でCDを聞きながら時間をつぶす。
日没15分前になったところで、撮影準備をする。

富士山は見えているが、左右に低い雲がかかっている。
山頂は見えているので、ダイヤモンド富士としては、問題ないだろう。
さて、もう一人の人は何処に、と思って隣を見たが、林道上にいない。
もう少し先に行ったのか、と思って少し歩くと、上でガサッと音がする。
林道から10M上、45度くらいの斜面にしっかり座っていた。
なぜ不安定な上に、林道上で問題ないと思うのだが、人の気持ちはわからない。
5時22分すぎ、山頂に落ち、かけ始めた。
終了後も左右や上空に雲があり、夕焼け空を撮ってから、帰路についた。

10日は横浜港、大桟橋からのダイヤモンド富士。
久しぶりに電車で関内駅まで行く。
大桟橋まで、ゆっくりと歩いて行く。
今日は大きな船はなく、止まっていた小さな船も出港していった。
1時間前だが、もう、すでに場所取りをしているカメラマン達でいっぱいだ。
海上を吹く風が強く寒い。
10年以上も前であれば、スカイウォークからもダイヤモンド富士が見られたのだが残念である。
昨日と同様、富士山の周辺には低い雲がかかっている。
富士山の姿は、赤レンガ倉庫の上、ビルとビルの間にかすかに見える。
日没が近づくにつれ、さらに人が増えてきた。100人くらいいるだろうか。
風は一向に衰えることなく、風速5M以上の風が吹きさらす。
5時28分、やっと日没が近づいた。

昨日と同様、山頂は見え、ダイヤモンド富士が見られた。
最後にレンズを交換、クロスフィルターを付け撮影してみた。
二日間ともダイヤモンド富士が見られ、シーズンのいいスタートである。
周囲の風景や、ビルを眺めながら、通勤でつかっていた関内駅までなつかしく、歩いた。

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