丹沢・堂屋敷沢F5大滝と滝の沢・不動の滝

3月12日(日)晴れのちくもり。
堂屋敷沢F5大滝と滝の沢・不動の滝を見に行く。
まずは、堂屋敷沢。
秦野からヤビツ峠方面に走り、峠手前のゲートのある林道入り口に車を止める。
堂屋敷沢は林道を500Mくらい歩くと、すぐ下に堰堤が見える沢だ。
林道から堰堤上に降り、右岸のザレを降りようとしたが、ちょっといやらしい。
以前、滑落しそうになった所だ。
少し大回りぎみに下り、なんとか降りられそうな所を見つけ、ロープで沢床に降りた。
以外と上流から沢床に降りるのは険しく、難しい、帰りは、沢近くまで降りた植林帯を安全に登ろうと考えながら下る。
堰堤をもう一つ下ると、F5上の大岩が出てきた。
落ち口から覗き、写真を一枚撮る。

大きく、右岸を巻きながら、大滝下のゴルジュに降りた。
手前にある3Mの滝を越えないと大滝下へは行けない。
ここは左からせめ、水を被りながら、ずりずり登る、なんとか滝下に到達した。
大滝下は井戸底のような所で、帰りは、また3M滝を下らなければならない。
しばらく、写真を撮り、さて、どう降りるか考える。
丁度いい流木があったので、滝上の両サイドに石を置き、木を固定する。
流木にロープをかけ、そろりそろりと下に降りた。
かなり濡れたが、安全に降りるにこしたことはない。
今度は、林道まで登らなければならない。
大滝の上から、沢近くまで迫った左岸側の植林帯に逃げる。
最近、間伐したらしく、あちこちに切りっぱなしの、ヒノキが横たわっていて、歩きにくいことこのうえない。
そのまま尾根をつめて行くと、上に林道が見えてきた。
丁度少し小広くなった芝生のようなところだ。
入渓点と県道との中間くらいのところのようだった。
次は不動の滝を見に行く。
蓑毛まで下り、最初の信号を菩提方面に右折する。

道なりに走ると、葛葉川に架かる橋に出る。
点滅の信号を右折し、葛葉川沿いに上っていく。
二度ほど橋を右、左と渡ると、左に不動の滝へ(1500M)の小さな案内板が出てくる。
これを見送り、さらに、新田川沿いの道を真っ直ぐ登って行く。
やがて道は林道になり、山際を巻くようになる。
あまり水のない滝の沢を横切り、モトデイリ沢脇のゲートで道はおしまいだ。
ここに不動の滝まで500Mと小さな看板があった。
この場所は、下にあった不動の滝登山道が、モトデイリ沢を横切って、林道に上がったところ。
ここに車を止め、登山道を登る。
10分ほど尾根道を歩くと、桜が30本ほどある宝クジ植林地に出る。
ここからF2・10Mの滝がちらっと見え、落ち口に沢登りをしているらしい、赤いヘルメットの人が見えた。
丁度いい、不動の滝を登るのなら、見物していこう。
2,3分で不動の滝下に着く。
日が差しているので、雲を待ちながら、何枚か写真を撮った。
不動の滝は13Mくらいとあるが、すぐ上の10M滝を含めた、三段25Mの滝として考えてもいいだろう。
しばらく、下からくる、沢ノボラーを待つ。
F3・8Mの滝を登り終わってきたところで、話かけて見ると、どうやら登るらしい。
1時間ほど、滝登りの見物をさせてもらった。
不動の滝を登り終えたところで、静かに下山する。
今日は、早めに帰って女子マラソンをテレビ観戦する予定だったが、それ以上にいい眺めを堪能させてもらった。
車―――堂屋敷F5――車 車――不動の滝―――車
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