丹沢・2013円山木沢

1月5日(土)曇り時々晴。
今年の冬は去年以上に寒い。だんだん年をとると、出不精になってしょうがないな。
これではいけない、と少し氷瀑の様子を見に行ってきた。行き先はお手軽の円山木沢。
三が日は寒かったので、5日の土曜日、出かけた。
いつも参考にしている、払沢の滝のライブカメラを覗くと、例年より早めに氷が付いてきている。
今日も出がけは寒い。三が日ほど風がないので、まだましか。
宮が瀬にある温度表示は氷点下5度を示していた。
蛭ヶ岳の上部に雪は見えるが、見える範囲の山には、まだ積雪の気配はない。
早戸川林道は順調で、特に問題なく、終点まで走れた。
例年、雪が降ると、三日月橋の先がアイスバーンになるので、ノーマルの車は入りにくいが、今のところは何もなし。
車は2台ほど止まっていた。魚止め橋から見る堰堤周辺に付く氷りはまだまだ未発達。
林道から見る早戸川にもあまり氷りが付いていない。
乾いた林道を歩き、伝道から真っ直ぐ、円山木沢出会いに着いた。
まず、最初の問題は早戸川の渡渉である。
飛び石の上には薄い氷りが張り付き、うまく利用できるところがない。
しばし探したが、渡れそうなところがないので、滑ってドボンするよりましと、裸足になる。
ズボンの裾をまくり、一気にジャボジャボ渡る。
痺れるほど冷たい。一時のがまんだ。
渡り終え、すぐに靴下を履き、手で足先を少し暖める。

靴を履き、少し歩けば、もう違和感はない。
無理をして飛び石をするよりは、確実でベストでした。
肝心の氷り付き状態はどうかというと、出会いはかなり氷り付いてはいるが、まだ水の流れが、かなりしている。
氷りの形が面白いところを探しながら、F2の大滝下まで登る。
大滝の氷瀑度は半分くらいか、まあ、こんなもんだろう。
寒さが続けば、1月下旬頃には、完全な氷瀑になるかもしれない。降雪がないので、氷りだけの世界だ。
雪がないので、そのまま、上の大滝まで行って見ることにした。
大滝を巻き、F3・CSの滝下近くまで降りる。ここも半分ほど氷りが付いている。
ここは右尾根から大きく巻く。15M滝は上から見ただけで登り、大きく巻きながら、上の大滝下に降りた。
ここの氷瀑度も半分以下。以前来たときと較べると滝下がかなり変わっていた。
完全氷瀑の時、滝下はほぼ平らで、つるつる滑るような状態だったが、今はその面影もなく、石がゴロゴロしている。
大滝の姿は変わらなかったが、まだまだ、氷瀑になるにはほど遠い。
面白そうな氷りを探しながら写真を撮る。
今日はここまで、下りにかかる。尾根まで戻り、少し見えていた仕事道に乗ってみた。
この仕事道はらくちんだ、両手を使うことはなく、ジグザグに降りていく。
最後は、出会いの岩小屋まで続いていた。
この右尾根の道を辿れば楽に上まで登れそうでした。
正月の山始めは、こんなもんでいいだろう。
雲っていた空からは、少し太陽が顔をだしてきた。
日差しがあれば暖かい、最後の渡渉も寒くはなく、気持ちよく感じた。
今年も怪我なく、一年を過ごせれば、と思いながら林道を下った。
車――上の大滝――――車
8:10 10:30 12:30
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