丹沢・円山木沢大滝


1月18日(月)快晴。
最近の冷え込み状況からして、今日がラストチャンスと思い、円山木沢大滝の氷瀑を見に行く。
早戸川林道は手前のゲートでしっかり施錠してあり、奥までは入れない。
ゲート手前に車を置き、歩き出す。往復2時間以上のロスタイムだ。
途中まだ工事中だが、林道は積雪もなく、気楽に歩ける。
三日月橋までは、何も問題ないが、それから上は、アイスバーンになっていた。
車で入れたとしても、橋手前までしか、行けないでしょう。
路面全体が、硬い薄氷に覆われているため、山側の路側帯を気をつけて歩くしかない。
積雪があれば、歩き安いが、氷では始末が悪い、坂になっているので、なおさらだ。
人も車も乗れば滑り落ちるだけだ。しばらくは、端を注意しながら、歩いていく。
アイスバーンがなくなり、ほっとし、旧丹沢観光センタまで歩くと、今度は雪がでてきた。
日が当たるところは、解けていたが、日影では1センチくらいの積雪だ。
伝道まで四駆の車高の高い車であれば、通行可能だろう。
徒歩では1時間20分かかった、通常なら早戸の大滝まで行ける時間である。
伝道から真っ直ぐ進み、本流に出る。
なんとか濡れないようにと石を投げ入れ工作していたら、杖かわりにしていた流木がポキンと折れ、バランスをくずして、ドボンとなる。
幸、下着までは濡れなかったので、寒くはなかったが、横着をするとだめだな。
最初から、靴は濡れるのを覚悟で渡ればよかった。
円山木沢付近は2、3センチの積雪である。
出会いから氷ってはいるが、水の流れる音が高い。
F2の大滝は一応氷瀑にはなっている。
下部は穴があき落水も見えるので、クライミングするのはとても無理だ。滝壺は歩き廻っても問題ない。
大滝から下流の感じがいい部分の写真を撮りながら下る。
本流に出ると暖かい日差しが降り注ぎ、大分暑く感じてきた。
やはり、この分だと、今回の氷瀑は今日でお終いだろう。
予報を聞くと、氷が落ちるのは時間の問題のようだ。
林道を下ると、崩落箇所の工事をしており、ユンボが入っていた。しばらく車は無理だろう。
何とか氷瀑を見られたことで、清清しい気分でした。

車――――伝道――大滝――車

7:30  8:50  9:10  12:30

 

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