忘年登山・石老山


平成22年12月25日(土) 快晴。
毎年年末恒例の忘年登山で、今年は石老山へ行ってきました。
昼食の酒と二次会の酒があるため、毎年、バスや電車で登れるコースを事前に作成しなくちゃならないのだ。
コースは、橋本駅北口からバスで終点三ヶ木まで乗る。
三ヶ木→寒沢の滝→高塚山→石老山→顕鏡寺→寸嵐古代遺跡→三ヶ木の周回コース。
冷えた早朝は寒いが、快晴のため、歩き始めれば丁度よくなりそうだ。
橋本駅でいつもの二人と待ち合わせ、駅前のローソンで、昼食用の鍋と酒を仕入れる。
三ヶ木行きのバスは、高校生で込んでいたため、1本見送る。
12分間隔なので、それほど待つこともなく、次のバスの一番後ろに乗り込んだ。
三ヶ木までは、30分強、渋滞もなく、順調に着く。
風はないが、相当冷え込んだようで、手袋をしないと、手がかじかむ。
道志川を渡り、最初の目的地・寒沢の滝までのんびり歩いていく。
1時間弱で滝前に到着、いつもより、水量が多かった。
以前、林道を歩いた時、寒沢の左岸からくる道があったのを思い出し、左岸尾根へ続くふみ跡を登って見た。
すぐに畑に出、先に民家が見える。畑の間を歩き、農道を進むと、林道に向かうらしい道に出た。
そのまま山道を歩いて行くと、見覚えのある、舗装された林道に出ることができた。
林道を小野橋まで歩いて行く。快晴のため、ランドマークタワーなどがよく見える。
小野橋際から、仕事道に入り、尾根まで急登していく。この道は、以外と良く踏まれており、迷うところもない。
尾根に上がれば、真っ直ぐに登って行くだけだ。気温は低いが、汗が出てくる。
顕鏡寺へ続く上の林道へ下る分岐までくると、見晴らしも良くなってくる。
高塚山までは、もう少しの登りだ。誰もいない、高塚山山頂には予定通りに着いた。

山頂まで来ると、吹く風は冷たい。南アルプスは雪雲の中、望むことはできなかった。
尾根のピークを数回アップダウンしながら歩けば、目的地の石老山山頂だ。
丁度12時、先行グループが二組ほどいました。
富士山の半分は雪雲の中、丹沢は今日の冷え込みで付いたのか、北側には一面の霧氷が見えました。
上は寒いが、今日丹沢に登った人は、さぞや霧氷の花に感激していることだろう。
さっそく、ベンチに店開きして乾杯。時折吹く風も、それほど強くなく、日差しがまぶしい、ポカポカした山頂風景だ。
ツーリストで集まった団体さん20名以上が、ドヤドヤとやってきた。
ベンチを一つ占領していたので助かった、こんな所にも大勢のツアーがくるんだ、と団体さんを眺める。
年齢は、我々よりも上で、クラブツーリストらしい。
ゆっくり、鍋焼きをつつきながら、酒を飲む。団体さんが出かけるのを待って、下山にかかる。
もう登りがないので、足にくることもなく下れ、気持ち的に楽だ。
下りで2グループとすれ違い、相模湖の見晴台に着く。
奥多摩や大菩薩の山並みがよく見え、湖上もキラキラ輝いている。
山のいわれの大石を眺めながら、ゆっくり、顕鏡寺まで降りた。
鳥居に一例し、無事を感謝(今月広島の宮島で若い女性グループが大鳥居の前で大きく一礼したのを目撃、清清しかった)して、病院横まで下った。
さあ、あとは三ヶ木まで歩くだけだ。初冬の日差しは早い、2時半を過ぎると赤みをおびてきた。
地形図を見ながら近道を歩いていく。最後の目的地・古代遺跡は何処にあるんだろうと探しながら歩くと、もう国道近くの住宅地だ。
道路脇に小さな東屋風の遺跡を発見。小さな六角堂でした。
消防署脇の国道に出る。道志橋を渡り、登って行くと、三ヶ木の信号が見えてくる。
3時すぎ、予定通り、三ヶ木の停車場に着きました。
橋本行きに乗り、一眠りしながら4時すぎには駅に着くことができた。
さあ、最後の締めくくり、恒例の二次会だ。
駅前でサンタさんの帽子をかぶり、路上で寒そうに売っている女の子を横目にしながら、飲み屋にはいる。
程よい、酔いがまわり、今年の山収めも無事に終了した。

三ヶ木----寒沢の滝----高塚山-----石老山-----顕鏡寺------三ヶ木
9:20    10:10   11:30  11:50(13:10)  14:10    15:10

トップへ戻る