丹沢・原小屋沢の滝


令和元年10月9日(水)快晴。
今日は原小屋沢をたどり、ガータゴヤノ滝までの往復予定で出発。
大型台風が来る前の晴れの日を狙い、9日を選択、林道を橋の手前まで走る。
その先、ダート林道の落石はきれいに除かれ、4駆であれば伝導まで行くことが可能のようだ。
朝の気温は以外と低い、少し歩くと丁度いい。
車は数台あったので、釣りや早朝出発の人がいるんだろう。
造林小屋の先の木橋は、崩壊寸前、半年前よりひどくなっている。
木橋は、一本橋になり、通行不能、垂れているのは短いトラロープと細引き。
細引きに頼るのは怖いので、手持ちのロープを出す。
下の梯子もクギが抜け、足場がおぼつかない。
手入れがされなければ、梯子の階段が抜けるのは時間の問題だろう。

ここを除けばさほど心配はいらない、早戸川の木橋はすべてなくなり、数回の渡渉が必要なだけだ。
雷滝手前で釣りをしている人を見かけた。ちらっと目が合ったが、軽く頭を下げ通過。
雷滝を左から巻き、滝上に降りる。
これからの巻きは、ほとんどが左岸、ときおり渡りかえす。
カサギ沢分岐を過ぎると、F3のバケモノ滝が出てくる。
落ち口に横たわる大木は健在、朽ちて落ちるまであと何年かかるだろう。
巻きは左右どちらからも巻けそう、以前巻いた右から大きく巻く。
次に出てくるのがF4、3段20Mの滝。
ここは左の壁沿いに登り、トラロープを頼りに巻き登る。
続いて出てくるのが、ミニガータゴヤノ滝とF5・10Mの滝。
ここを巻いて登ると、最後の大滝、ガータゴヤノ滝の滝下に出る。
やっと着きました。きついところはないが、疲れたなあ。
さぁー、動画写真を撮影しよう、その前に休息、パンを食べる。

滝上段真ん中に倒木があり、ちょっと残念な姿でしたが、原小屋沢の盟主たる滝としておとることはない。
下りは足元を気にしながら、ゆっくり降りる。
バケモノ滝は右岸に垂れている、電気のFケーブルを引っ張って登り、滝下に出た。
雷平で、テント泊の準備をしていた釣り人にあう。
帰路の崩落個所は、登りなので、それほど苦労はない。ただ、1段目が落ちると苦しい。
思っていた以上に時間がかかるようになり、疲れました。

車――ガータゴヤの滝――車

7:30  11:45   16:25

 

トップへ戻る