石砂山・ギフチョウ


4月5日(土)晴。
今日は天気がいいのでなんとなく、そわそわしてしまう。
朝、1時間ほど、カワセミ観察をしてから、ギフチョウを見に石砂山へ行く。
今日は快晴で暖かく、飛んでいるのを期待したい。
9時過ぎ、牧馬峠に着いたら、かなりの車が路駐していた。
峠付近は一杯だったので、少し戻り、鉄杭ガードの手前空き地に車を止め、歩き出す。
皆さん頂上方向へ向かったのだろうか、途中に人はいない。
いつもの尾根に入ると早速お出ましだ。一人、カメラを構えた人がいたので、静かに近づく。

この尾根には、常に2、3頭の蝶がぐるぐる回っていた。
枯葉上の蝶撮影はかなり撮れたので、違ったアングルを求めながら、歩いてみる。
すみれの花園へ廻って見ると、1頭が吸蜜している。 距離があり、カメラマンが一人いたので、そこはあきらめ、別の尾根を歩いてみる。 ここにも、2、3頭いた。
うまく止まるところが捕まらず、どこに行ったのかなーと思い歩き出すと、足元から 飛び立ったりしてしまう、2,3度足元近くにいた。
すみれがある所を覗いて行くが、ギフチョウはいない。
蝶の姿はかなり取れたので、ここはあきらめ、民家近くのスミレを目指し、車に戻ろうとした。
峠手前の登山道脇にある小さなすみれの株に、1頭くっついているのが目に入った。 これはラッキー、何枚か撮れた。

民家近くを散策してみたが、蝶の姿は見られなかった。
さあ、今日は早めに戻り、夕方のダイヤモンド富士を見に、江ノ島へ行くつもりだ。
今日のポイント地点は、湘南平か江ノ島または逗子マリーナのどちらかなんだが、湘南平は花見の客で込んでいると思い、電車で行ける江ノ島にする。
天候がだんだん曇り、いまいちなんであまり気乗りがしないが、とりあえず行って見るしかない。
撮影ポイントを探しながら、江ノ島大橋を渡る。久しぶりの江ノ島だが、こんなにも人通りが多いとは、驚いた。
島からの方がポイントに近くていいのだが、海越えの風景だけでつまらない。
橋の途中に戻り、港の灯台を前景にして狙うことにした。
風が強くなり、雲も多く、富士山はぜんぜん見えない。太陽も薄い雲に入り、だんだん望み薄になってくる。
隣に、あんちゃんが来て「今日はだめみたいですね」と、話しかけてきた。
自転車で逗子マリーナまで行く予定だったが、時間がなかったため、江ノ島にしたという。
話しをしながら、日没を待つ。ついに、太陽は見えなくなってしまったが、逆に、富士山のシルエットがかすかに見えるようになってきた。
日没まで、淡い光の光芒のみで終わり、山頂付近がわずかに見える程度でした。
日没後、少しずつ見えてきた富士山を尻目に、敗退をかみしめながら引き上げる。
もう、今年のダイヤモンド富士は終了に近づいてきた。
緑園都市にある相鉄ギャラリーで、富士山の写真展(4/9から5/6)がある。 電車内にみごとなダイヤモンド富士のポスターがあったので、一度見に行ってみようかな。

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