水沢川枝沢の滝と春の女神


3月28日(火)晴れ。
久しぶりに雨が続いた。
今年の冬は降水量が少なく、乾燥した日が多かったので滝の水は涸れ気味だったが、これで一息つくだろう。
春の足音が近づいてきたようだ。
逆に、ここのところダイヤモンド富士やパール富士はことごとく全滅。
丹沢の新滝もほとんど見つからずあきらめていたが、マシラさんの記事に一つあり、行って見る。
246から見る丹沢は雪景色、まるで北アルプスを見ているようだ。
宮ヶ瀬湖まで走ると、湖面から100M上くらいから積雪がある。
当然蛭ヶ岳方面は真っ白、標高600M以上が雪だったようだ。

ヤビツ峠方面は雪で通行止めになっている。
路上の気温計は7度をしめしていた。
鳥屋から隧道をくぐり、水沢川に駐車場があるゲート近くに車を止める。
ここは4月からの週末のみ開かれるようだ。
滝のある枝沢は駐車場の対岸にある。
水沢橋を渡り、橋のたもとから植林帯を川沿いに進み、枝沢に降りる。
雨後なので枝沢の流れはある。
出会いから100MほどでF1の滝が現れた。
落差6Mほど、割合に立った滝だが、脆い階段状の岩にかこまれ、堰堤のようだ。
水量はほどほど、立派な滝だ、通常はちょろちょろの水しか流れていないだろう。
適当に撮影し、車まで戻る。

今日は天気がいいので、ついでに石砂山のギフチョウを見に行って見る。
牧馬峠まで道路上の雪の心配はなく、石砂山の山頂付近に積雪が見られる程度。
南斜面に雪はほとんどなく、北斜面に残る程度。
気温はまだ少し低いので、見られるか心配だ。
案の定、登山道をゆっくり歩いていても、気配は皆無。
南の小ピークで、やっと1頭のギフチョウが舞上がってきてくれた。
結局見られたのは、この1頭のみ。
今日は3,4人同様な人達がいたようだが、ほとんどだめだったらしい。
山にある寒暖計の気温は10度弱、もう2,3度上がらなければだめだろう。
ツツジの芽もかたく、木々の芽吹きもまだまだ。
今年は例年より、発生が少し遅いようだ。
桜やツツジが咲きだす4月上旬以降がベストだろう。
それでも、貴重な証拠写真は撮れたので、よしとするか。

車――枝沢F1――牧馬峠――車

9:20  9:30   10:05  12:00

 

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