箱根・明神ヶ岳


23年4月22日(金)くもり。
今日は強羅温泉に宿泊して宴会する予定があり、後輩から、どこか山でも歩いて行きたいね、 と言われたので、計画してみた。
明神ヶ岳に登れば、そのまま、ダイレクトに強羅へ降りられるので丁度いい、ということで、大雄山から登ることにする。
小田急で新松田まで行き、関本行きのバスに乗る。
丁度通学時のため、高校生で一杯だ。
終点関本で大雄山道了尊行きに乗り換える。乗客は我々二人だけ。
バスを降り、支度を整え、9時少し前に出発。
石段を登り、尾根に出る。指導票は明確で、迷うことはない。
林道を二つ横切ると、見晴らし小屋の前に出る。
丹沢の眺めが霞んで見える。

少し歩くと、茅との尾根になり、見晴らしも良くなる。
すみれやボケの赤い花が咲き、ゆっくり観賞しながら登っていく。
山桜も咲いていて、若葉も顔を出し始めていた。
途中、上から二人の高年者が降りてきてすれ違う。高年夫婦には追い抜かれる。
神明水、明神水と水場を通過するが、どちらも水が垂れている程度で、コップを一杯にするには2,3分かかる。
途中、抜かれた夫婦が山頂から降りてきてすれ違う。上は風が強く寒そうだ。
明星ヶ岳との分岐から、10分ほど登ると、目的の明神ヶ岳に着いた。
なるほど風が強く寒い。
曇ってはいるが、富士山も薄く見えている。
北を除けば、ほぼ240度の眺めだ。
海岸線も見え、伊豆大島もぼんやり見えた。

快晴であれば、もっとすばらしい眺めになるだろう。
駒ケ岳の下には、強羅の温泉街が広がり、ハンググライダーでもあれば、一っ飛びで行けてしまう。
寒いので、風をよけて休憩、さっそく頂上制覇の乾杯。
金時山方面から一人の若者が来た。
今日の天候は下り坂、富士山もだんだん見えなくなってくる。
山頂は早めに切り上げ、下山にかかる。
途中、高齢者のグループ7,8人とすれ違う。時間も遅いので、宮城野からのピストンか。
宮城野の分岐を見送り、そのまま明星ヶ岳方面に進む。
下にくると、風もなくなり、丁度いい歩きになる。
ゆっくり、尾根道の散歩を楽しみながら歩くと、何もない明星ヶ岳に着く。
ここからは、宮城野橋に向かって降りて行くだけだ。
急坂をどんどん下ると、道路に飛び出す。
さあ、あとは、目的地の強羅の旅館まで歩くだけだ。
30分ほどで到着、まずは、缶ビールを一杯飲み、温泉に浸かった。
登山をして、温泉に浸かる、ああー、極楽、極楽、明日は雨だろう、最高の1日でした。

道了尊――明神ヶ岳――――宮城野橋――旅館

8:50  12:10(12:40)   15:50   16:20

 

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