唐松〜五竜


7月23日(月)〜24日(火)くもり時々晴れ。
年一回夏の山行は、唐松から五竜へゆくことに決まった。
当初日程は、22日(日)から23日(月)の予定だったが、天気予報をにらみながら、最終的に一日ずらし、月火に決行した。
週末は、やや肌寒い日にちが続き、梅雨終盤に戻ったような気候になっている。
土曜日に出発し、とりあえず、道の駅白馬で仮眠する。
雨が降っていたが、夜半にはやみ、翌日の天気しだいになった。
長野県の日曜日の天気予報はくもり時々雨で、明け方大雨注意報が出ていた。
早朝、雨は降っていなかったが、予報が悪かったため、翌日にずらすことにする。
八方ゴンドラは、日曜は5時半始発だが、翌日になると7時になってしまう。
とりあえず天候次第で、宿泊する山小屋は登って見てからどこにするか決めることにした。
日曜日は、民宿に止まることに決め、近くの民宿に交渉してみる。3件目でOK。

その後は1日暇のため、何処か観光でもすることにする。
パンフレットを眺めていたら、小谷温泉の近くに露天フロがあり、近くの鎌沼が散策できるとあったので、ここに決め出発。
鎌沼はブナ林に覆われた自然豊かなところで、感じがいい。湖面には百名山の雨飾山が写っていた。
露天フロは、料金寸志で、入浴するのみ、ここも広葉樹の中にあり、なかなかよかった。
時間がたっぷりあるので、糸魚川まで下り、ヒスイの海岸まで行ってみる。
ここまで来ると気温も上がり、海水浴をしている人達がいた。
さあ、神城まで戻り、予約した民宿にとまる。
月曜日の天気予報もあまりよくないが、回復するのを期待して、酒を飲む。
翌日早朝、外は小雨、早めてもらった朝食を6時に食べる。
6時半、民宿を出発、八方ジャンプ台下にある無料駐車場(P6)に車を止めた。
雨はやみ、隣では、熱気球が上がっている。だんだん、山なみも見えてくる。

駐車場から、徒歩10分で八方ゴンドラ駅に着く。
登山者10人程度と高校生が30人くらい並んでいた。
ゴンドラは少ししてから早めに動きだす。
6時55分、ゴンドラ乗車、リフト2基を乗り継いでいく。
風はないが、ガスがかかり、周辺の景色は全然見えない。
高山植物は色々咲いているので、主に花を撮りながら登っていく。
唐松山荘には、3時間で到着、唐松岳が一瞬だけ見えた。
少し休憩し、五竜への縦走路に入る。すぐに鎖場になったため、ストックをしまう。
鎖場を過ぎると、尾根のアップダウンするザレ道になる。
五竜山荘には3時間ほどで着いた。まだ周囲はガスで何も見えない。

天候が回復し五竜も見えれば、登るきになったが、その気もうせて、自炊室で外を眺めながらビールと酒を飲んだ。
日没後、一瞬の晴れ間があり、やっと五竜岳と唐松岳の雄姿が見えた。明日に期待しよう。
夕食は名物カレー、なるほど、たかがカレーとあなどるなかれ、美味しかった。
今日の宿泊者は50名程度、食事タイムは2回でした。
早朝、窓越に外を見ると、夜中は見えていた五竜岳もガスで全然見えない。
4時すぎ明かりが付き、外に出て様子を見ると、風が強く寒い。
ご来光も見えず、五竜岳登山をあきらめる。
朝食は弁当にして、早朝登山を目指したが断念、一般の朝食の人達の横で弁当を開けた。
味噌汁とお茶をいただけたので、身体も温まる。

朝食後下山にかかる。風が強く、帽子が飛ばされそうだ。
ヤセ尾根と鎖場をゆっくりと降りる。
しばらくすると、風も弱まり、だんだん尾根のガスも薄くなってきた。
五竜岳と鹿島槍が見えてきた。ここでようやく、周辺の景色も見えてくるようになった。
樹林帯になると風もなく、景色を見ながら下る。
白馬三山も少し見えるようになってくる。先行していた団体を抜く。
小遠見山を過ぎると、ボツボツ動き出した五竜キャビンからの一番客に会いだした。
平日だろうか、登ってくる登山者は中高年ばかりだ。
ゴンドラ駅近くになると、観光客もまざってくる。もう、大分ぽかぽか陽気になってきた。
作られたお花畑を見ながら、ゆっくりとゴンドラ乗り場まで歩いた。
自然のコマクサは、唐松から五竜への尾根道で2箇所咲いていた。
10時すぎには、下に着く。
タクシー乗り場には、タクシーが止まっていたため、すぐに乗車できた。
八方の駐車場までタクシーで行き、料金は2200円でした。
おびなたの湯に行き汗を流す。明日からは仕事のため、高速を走り、早目に帰宅した。

八方山頂――唐松山荘――五竜山荘――――五竜ゴンドラ駅

7:30    10:30   13:30(5:20)  9:30

 

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