丹沢・早戸大滝

1月19日(日)曇り。
冬季の早戸大滝の姿を見たくて出かけた。
早戸川林道の観光センタ先、舗装が切れるところまで雪がなく、ノーマルタイヤで入れた。
結構人が入っているので、造林小屋のところまでの登りが滑って登りにくい。 あとは、沢沿いのほぼ平坦な道になるので、慎重に歩いていけば大丈夫。
ところどころの小さなアップダウンは、踏みあとのないところを選んで歩く。 大滝直下までは、通常の時間でこれた。
滝横の尾根はトラロープを利用し、足元を注意しながら登る。 全体がよく見えるところまでは沢山の足跡があるが、滝壷方面への足跡はごくわずか。
少し危なそうなところがあったので、ロープを補助に出して、滝壷に渡った。
ここのところ、寒さが少し緩んだのか、氷壁はいまいちだ。 それでも、立派な氷のシャンデリアが出来ていた。
冬は木の葉がないので、全体がよく見える。 しばし、氷や岩の色、周りの景色と十分に堪能する。
誰もいない一人だけの世界だ。 落石や氷の落下を気にしながら、写真を撮る。
30分ほど過ごしたあと、またロープを利用し、慎重に尾根を下る。 下まで降りれば、あとはたんたんと下るだけ。
雷平まで戻る途中で、2パーティーに出会う。 雷平まで戻り、まだ時間が早かったので、ついでに雷滝まで行って見る。
15分で雷滝につく。ここにもだあーれもいない。 冬の装いをした雷滝もまた美しい。
簡単に写真を撮り、下山する。 途中でもう1パーティーと出会う。
造林小屋手前から円山木沢を見ると、凍った大滝がよく見える。 いずれ、またの機会に行って見よう。
帰りは踏み跡の下りをさけ、植林帯の中の道を下る。 アイゼンがあれば楽だろうが、こちとらは持ってないので、木にロープをかけながら降りた。
慎重に歩いたので、滑って転ぶことはなかった。 気温が上がらないと、予報でいっていたが、結構あったかかったようで、雪も少しとけぎみだ。
今夜からまた、雪が降る天気予報になっているので、様子が変わるだろう。

 車―――早戸大滝――雷滝―――車

 7:30  9:00    10:30  11:55
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