丹沢・牧馬大滝と早戸大滝


10月28日(土)くもり。
丹沢の滝ベスト100を再整理するつもりで廻ってきた滝も、そろそろ終わりに近づいてきた。
整理してみると、100に収めるにはどうしても無理が生じ、今回は”丹沢の滝111”にし、2冊のアルバム集にした。
その1は完成、その2は編集中、内訳は、西丹沢48、表丹沢24、東丹沢20、裏丹沢19。
28日に、牧馬大滝の写真を撮りに行く。手元にあまりいい写真がなかったからだ。
道志川を渡った先の入口には、誰が作ったのだろうか、大滝入口と書かれた、小さな看板があった、以前は何もなかったものだ。
丁度良い水流の中を、歩いて行く。
15分ほどで大滝に着く。 今日は、水量もほどほど、このくらいが一番綺麗に見える。
ここの紅葉は、あまり期待が出来ない、なぜかというと、多くの滝に共通することだが、滝周辺は、薄暗く、あまり日が差さないので、色が付かないからだ。
それでも、周囲を見渡せば、紅葉も始まってきている。 今日は、午前中のみなので、ここでおしまい。
11月3(土)くもり時々晴れ。
しめくくりは、早戸大滝だ。 紅葉と大滝を見るため、早戸川林道に入る。
今年の紅葉はいまいちだと聞いていたが、やはり、そのかんはいなめない。
見渡す尾根や、蛭ヶ岳山頂付近は色づいていて、丁度いいようだ。
釣り場先にある看板は、注意書きのみで入れそう、どかして中に入る。

この前よりは、整備され、小石が落ちているのみで、気楽に走ることができた。 舗装が切れた先に、車を止める。
朝の外気は、少し涼しくなってきたなあという感じで、それほど寒さは感じない。
歩行途中、2台車が止まっていたが、一ヶ所崩れたところがあり、伝道終点までは、入ることが出来ない。
造林小屋先から見える、円山木沢の滝が綺麗だ、帰りに寄って行こう。
早戸川の水量は、並の上というところか、少しあるようだ。 橋は、だんだんと流されてなくなり、一本橋や二本橋になっている。
その先の渡渉区間は、何もなし、飛び石でうまく渡るしかない。

濡らさないよう注意していたが、二度ほど滑って落ち、あとは、水を気にしないで渡る。
1時間半ほどで、大滝到着、水量もまあまあ、やはり貫禄がある。
丹沢では、一番滝らしい滝で、堂々としている。
落ち口に先行者が見えた、丹沢山まで行くんだろうか。
落ち口周辺は、まあまあの紅葉、眺める上部も、いい色づきだ。
今日は下からの撮影のみで、ここを引き上げる。
帰り道では、7組のパーティーとすれ違った。
円山木沢の滝が見えるところから、早戸川に降りる。
対岸に渡り、少し下ると円山木沢出会いだ。 F2大滝まで、仕事道を登り、滝下に出る。
今まで、対岸の登山道から見えていた滝は、F2大滝だとばかり思っていたが、どうも違うようだ。
流れのイメージは違うし、滝前は木がじゃましていて、あまり遠くからは見えないからだ。
おそらくF4の滝じゃないかと思う。 それにしても、遠くから見える滝は綺麗に見える。
滝は滝下ばかりでなく、遠くの観瀑台から眺めると全体が美しく見えるのと同じだろう。
F4まで行くつもりもなかったので、F2大滝の写真を撮り、早戸川に降りる。
これで、丹沢の滝の再訪問は、ほとんど終了、少し気になるところを残すのみとなった。

車―――早戸大滝―――円山木F2―――車   

7:00  8:30    11:10    12:10 

 
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