箱根・蛇喰沢?
10月27日(日)快晴。地図
土曜日が雨だったため、日曜日に出かける。
本当はもう少し紅葉している箱根に行きたかったのだが、あまり行くところが無くなってきたので、
しょうがない。
日曜で天気がいいと、箱根の渋滞はひどい、早くいかなくっちゃ。
今日は、この前いった大平台無名の滝の上流、久野林道から降りていく予定だ。
林道を下から行くか、上から降りてくるか、ちょっと考えたが、楽な道をということで、国道138号線の
宮城野から下ることにする。
すると、ちょっと行って、丹沢の林道にあるような頑丈なゲート、おまえもかと嘆いてしまう。
災害復旧と書いてあるが、どーももう、一般車はとうれないようだ、箱根のいい抜け道だったのに。
まあ、しゃあない、そう遠くもないので、車をゲート前に置き、広く舗装された林道を歩く。
下はどのへんにゲートがあるんだろうか、なんて思いながら、まあ上からで正解だったなと思う。
2万5千分の1の地図と地形を見比べながら、どの辺の沢なのかと林道をしばらく歩く。
幸、送電線の鉄塔(9−10号間)がいい目印になり、目標の沢がすぐにわかった。
次はどうやって降りて行けばいいか、しばし沢と地形をみながら考える。
滝があるからには、沢沿いの下降はきついだろう、林道から見る沢も険しそう。
少し手前から、下に降りて行く、ミニ林道があったなあ。
降りていけば行けるんじゃないかな、と考え、作業用の林道を下る。
看板には”蛇喰沢林道410M”とある。
林道はすぐ終点になり、道は途切れてしまった。
藪を少し下り、小さな沢に降りる。
ここから、本命の沢方向へ藪をこぎながら、2,3の小尾根を横切り、斜めに下って行く。
すると、ぱっと目の前に仕事道らしき道に飛び出した。
道は水平に沢方向に伸びているので、この道を進む。
やがて滝のような音がしてきた。
注意して下を覗いて見ると、滝のようだ。
さあ、降りる道はどこだ、と周りを眺め、探してみると、右岸側から降りられそうだ。
立ち木伝いに降りて行くと、なんとなく、降りていけそうな、獣道のようだ。
降りる途中から、写真を一発、意外と大きな滝だ。
丁度上手く、少し滝下にでた。
壁のような中を滝下まで行き、下からの写真を撮る。
沢の中には、林業用のワイヤがあちこちに落ちていて、滝の上からも垂れ下がっている。
滝そのものは、2段の綺麗な滝だ。
さて、滝が二つあるというが、この上か下か?。
とりあえず、沢を下降してみる。
ゴーロを少し歩いて行くと、また滝らしい。
覗いてみるとかなり大きな滝のようだ。
左岸の獣道を利用し巻きながら下りて行く。
直接沢に降りるには、10Mくらいのロープが必要だ。
滝そのものを見るには、下まで降りなくても、丁度いい場所があったので、そこで写真を撮り、下を覗いて観察しながら、尾根に上がって見る。
すると、すぐ下に早川の流れがきらきら光って見えた。
そうすると、この滝の下はすぐF1・30Mの滝ということだ、間は50Mもないだろう。
下から見ると、F1・30M、F2・20M、F3・12Mと続いている。
早川へは崖でとても降りられそうもない。
もときた道を登り、仕事道に出る。
この道はどこまで行っているのだろう、しばらく宮ノ下方面に歩いて見る。
少しずつ下っていて、上の林道方向への道は出てこない。
行き過ぎると不安なので、途中から、緩くなった植林帯の中を北方向に適当に上って行く。
あまり、藪のないところを選びながら行くと、また仕事道に出る。
今度の道の方向は、林道に向いているようだ。
しばらく行くとミニ林道の途中に出た。
時間を見るとまだ早い。これで渋滞のない箱根を午前中に抜けることができるので人安心。
帰る途中、伊勢原に寄り、栗原川上流の三段の滝を見て行く。
ちょっと見逃していた滝なので、どんなかなと思ったが、やっと5Mほどの滝だった。
この滝は比々多神社のご神体のようだ、道路から歩いて、山道を10分ほどで着く。
今日は日曜日なので早めに帰れて良かった。
車―――――林道終点――――F3の滝――――F2の滝――――車
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