丹沢・棚沢、ヘイロク沢


6月17日(土)くもり時々薄日さす日。
大雨が降ったので、少し水量のない沢の滝を見に行く。
最初に訪れたのは、神山の滝。
いつも、通り過ぎている滝だが、ちょっと寄ってみる。
神山ホテルの手前にある、閉まっている木戸の下を腹ばいになって、くぐる。
入り口はここしかないので、しょうがない、誰かいる時、断われば入れてくれる。
沢沿いを歩くこと、数分で下段の滝が見えてくる。 雨後のため、水量豊富だ。
橋から山道に入り、全体と上段の写真を撮っていく。

普段水量があまりない沢なので、そう見栄えはしないが、今日は迫力がある。
落差はかなりあり、20M弱というところか。 また、木戸下をくぐったが、人はいなかった。
次に訪れたのは、棚沢。
丹沢に棚沢という名はかなりあり、何れも大きな滝(棚)を秘めている。
今日訪ねたのは、西丹沢、上ノ原地区の対岸にある沢で、今回で二度目である。
焼津の先にある中川橋を渡り、湖岸周遊の林道に入る。
丁字路を左折し、一般車進入禁止と書かれた看板を尻目に、トンネルをくぐる。
中川城址のキャンプ場案内を過ぎ、下ると棚沢にかかる、コンクリート橋に着く。
橋の脇に車を止め、入渓する。 堰堤作成時の法面を利用しながら、5つの堰堤を巻いて行く。

さらに鉄製アングルの堰堤二つを、小さく巻きながら登って行くと、前方に棚沢大滝の姿が見えてくる。
近づくと、かなり幅広く、豊かな水量の飛沫をあげ、大滝は落ちていた。
滝下には、大きな木が落ちていて、ちょっと醜いが、上流側へ廻ると、30Mの滝の全貌が美しく見られる。
新緑と重なり見ごたえがある。 しばらく、写真を撮ったりしながら、時をすごした。
また登ってきた道を下り、車まで戻る。 さて、次はーと考え、ヘイロク沢の滝を見に行く。
一旦、玄倉まで下り、一方通行になっている湖岸周遊道路に入る。
ゆっくり沢を眺めながら走り、境沢に掛かる橋まで来た。
あれー、確かこのまえここに入ったなーと思い、車を降り、チェックすると間違いない。

この前、ヘイロク沢と書いたのは、境沢の間違いだった。 何を勘違いしたのか、どーもずれていていかん。
また、少し走ると、ヘイロク沢が出てくる。 ここは、橋上から眺められる、F1の滝があるので、間違うことはない。
右岸からF1の上に降りて見て、さてー、この上は歩いたことがあるかなーと考えたが、記憶が甦ってこない。
少し水量があったので、様子を伺いに、少し上流を歩いてみる。
しばらくは、何の変哲もない小沢だが、4Mの幅広滝が見え、その先は狭くなっていた。
滝の上を覗いてから帰ろうと、滝横を登り、様子を伺うと、先の上の方に、滝のようなスジ状の流れが見える。 とりもなおさず、そこまで行ってみる。

変形三俣の本流に、壁のような15M滝が落ちていた。
多分、普段は、これ以上先に行っても、あまり水量がないと思われる。
ここで、戻ることにする。 今日は一つ新しい滝を発見出来たのがうれしい。
蒸し暑い一日だったため、三匹のきらいな蛇に出会う。
棚沢で、とぐろを巻いたマムシに会う、足元の気配で少し首を伸ばしたが、静かに下がるとおとなしくしていた。
帰りに足元に出てきた、ヤマカガシに会う、これは石を投げつけ、沢に落としてやった。
最後に、ヘイロク沢で白い紐のような青大将に出会う、こいつは動かなかったので近づかず、遠巻きにして歩いた。
今日はこれ以上、他へ行く気力ナシ、時間があったため、今まで覗いたことがなかった、記念館などを見学し、帰途に着く。

車――棚沢大滝――――車   車――ヘイロク沢F2滝―――車 

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