江ノ島から引地川を歩く


1月22日(日)晴れのち曇り。
昨日は一日雪、今日はそれが凍結しているため、車を出すことが出来ない。
どこかへ行くのはあきらめていたが、じっとしていると運動不足になりそう。
前に歩いた、引地川沿いを、もう一度歩いてみることにした。
天気予報は晴れ、と言っているので、富士山や雪の丹沢がよく見えるだろうと思い、出かける。 電車に乗っている間は、ほぼ快晴だったが、東の方向に雲があるのがやや気がかりだ。
それも時間が立つにつれ、だんだんなくなってきて、暖かい日差しが降り注いでくるだろうと思えば気が楽になる。
片瀬江ノ島駅を降りると、日差しが翳り、足元も凍っていて、寒い。 海岸に出ると、数十名のサーファーが、果敢に挑戦していた。
砂浜の上には、白い雪があり、周りの景色も白一色だ。 ポツンと雪だるまがあったので、雪だるまとサーファーを入れたアングルで何枚か撮る。
富士山が見えていれば、同じアングルに収まるのだが、残念ながらほとんど見えない。 しばらく太陽と富士山が見えてくるのを待ったが、だめだった。

江ノ島の横には、伊豆の大島が、航空母艦のように浮かんで見えている。
波は丁度いい1,2Mで、いい波のようだ。 見ている方が寒くなってくる。
しばらく、見学した後、引地川河口から歩き始める。 少し歩くと、上流へ行くカヌーの集団を見つける。
写真を撮ろうとするが、カヌーの方が早く、追いつけない。
しばらくして、流れが出て、浅瀬になる手前で、Uターンしてきたので、何枚か撮らせてもらった。 若者や、家族連れのようだ。
ほとんど流れがないところなので、カヌーには、最適の場所だ。 気持ちよく、パドルをあやつっているのを見るとうらやましいなあ。
雪を踏みしめながら歩き、やがて東海道線の下をくぐって行く。
藤沢の市街地はあまり景色が良くないが、バイパスをくぐると田園地帯が広がり気持ちがいい。

どこを見回しても、白一色だ。 ほぼ、全体が雲に覆われ、晴れる気配はない。
今日は、大和まで歩き通す元気がないなあ。 新円行橋まで、ほとんど休まず、ぶらりぶらり歩いて来た。
橋横のローソンに入り、燗が出来る酒を探したが、なかったので、ビールとつまみを買う。 カナルの家の前のベンチで、ビールを飲み、喉を潤す。
前回、青空の下で見たカナルの家は格好良かったが、今日は曇り空、おまけに木の色が暗くなり、なんか寂しそう。 オープンしてたが、客はいなそうでした。
さあ、どこでやめようかなあ、長後へ出るあたりでやめたい。 総合高校の前から、長後街道に出て、駅方向に歩く。

さて、昼めしはどこで食べようか、と考えながら歩き、長後駅近くなった。
暖かいもの・ラーメン、そうだ”中村屋”に行こう、と急遽考える。 昼時は過ぎるので、少しは空いているだろう。
そう思うと、長後駅へは行かず、もう一駅、高座渋谷までは、歩いて行こうと、方針変更。
線路沿いを少し歩き、道が切れたところで、旧道に出る。 狭い道で、交通量もまあまああるので、気を付けながら、高座渋谷の駅を目指す。
1時20分、ジャスコ前にある中村屋に到着。 10人程度並んでいるが、この程度ならいいな、と思って後ろに並ぶと、「最後尾は路地の奥ですよ」、とやんわり言われてしまった。
「あ、そう」、と言って路地を覗くと2,30人の列ができている。 あっ、これじゃだめだ、とすんなりあきらめ、駅へ向かった。
最近テレビでやったばっかしだし、日曜日だし、こんなもんか。 並んでいるメンバーを見ると、かなり遠くからやってきたと見られる若者達が多い。
地元で一回も食べた事がないので、食べて見たかったが、長い時間並んでまでして食べたくない。
軽い疲れを感じながら、各駅の電車に乗る。 結局、天気予報は、はずれ、雪もなかなか解けにくい一日でした。
今日の歩行距離、約17KM、バードウォッチングならぬ、人間ウォッチングの方が多かった。

江ノ島――カナルの家前―――自宅

7:50    11:20    14:20

 
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