丹沢・日向川


9月29日(日)曇り時々晴れ。概略図
今週の天気予報は土、日とも雨、あきらめていたが、日曜日が以外といい天気になったため出かけた。 月曜日にあまり影響がないように、近場の日向川に向かう。
日向薬師近辺は、マンジュシャゲが、今を見ごろと咲きほこっていて、とても綺麗だ。
キャンプ場手前の立派な駐車場(30台くらい止まれる)に車を止め、キャンプ場に向かって歩き出す。 この駐車場から、丁度ランドマークタワーが遠く霞んで見えた。
キャンプ場内で大山沢と屏風沢が1:1で分かれる。 最初に大山沢に入ろうとしたが、堰堤工事中のため通行禁止とある。 今日は日曜日のため工事の人間はいないだろうと思い、そのまま大山沢の林道を登る。
ほぼ出来あがった、巨大堰堤を左から巻き、そのすぐ上の小さな堰堤の上に出る。 その先、沢は、二俣(2:3)に分かれる。
最初に左俣に入ってみる。 どこまで行っても堰堤とあまり代り映えしない流れが続き、最後近くに5Mの滝となってほぼ終わり。
半分は、左10Mくらいのところから涌き出ていた。 ここで二俣まで戻る。
少し水の多い右俣、大山沢本流を辿っていくと、要塞のような堰堤が出てきた。 水はその上で伏流になり、またすぐに流れが戻る。
2〜3Mの小滝を二つ越すと、水はなくなるのでまたここから戻る。
林道に出てから、鍵掛の滝をみていこうと思い、鍵掛沢を目指す。 屏風沢と鍵掛沢には、出会いに同じような巨大堰堤があり、入る人をまるで拒んでいるようだ。
両沢の間の尾根を登り、堰堤の左を大きく高巻き、滝の前に降りる。 以前来たときは、ほとんど水の流れがなく、滝という感じではなかったが、今日は見栄えのする滝になっていた。
鍵掛沢はここで終わりにして、再び尾根にあがり、分岐する仕事道を屏風沢側に登る。 堰堤を巻いたところで、適当に沢に降りる。
鹿柵があったので、木を利用して柵を越え、沢に入る。 前もここを越えて入った記憶があるが、帰りはすんなりと上がり出た記憶があるが、どこか覚えていない。
しばらく沢を進んで、左岸を見ると、鹿柵が切れているところがあった。 あ、やっと思いだした、ここから柵沿いに降りてくればよかったのだ。
沢は、両さいど植林で、単調な流れが続く。 小枝と蜘蛛の巣がうるさいだけで、何もでてこない。 沢のすぐ上には、仕事道が平行して続いている。
2つの枝沢をわけ、だんだん水量も落ちてくると、流れが少し立ってきて、上に滝のようなところが出てきた。 近づいてみると、三段7Mの滝。
この沢で、唯一滝場らしいところだ。 沢の中に、伊勢原森林組合と書いてあるヘルメットが落ちていた。
この沢も、もうここでおしまいとおもい、ここで引き返す。
帰りは仕事道に上がり、巨大堰堤を右岸から巻いて降り、堰堤のすぐ前に出る。 ここは、沢の両サイドに仕事道があるようだ。
それにしても、水量は以外とあるのだが、堰堤ばかりでほとんど滝のない沢だった。 キャンプ場には、ボーイスカウトの一団が遊んでいた。
舗装された林道の出て、不動の滝を見に、大山方面へ林道を登って行く。
ゲート横を通り、見晴台へ行く登山道を横切ると、左下から滝音が聞こえてくる。
桜の木があるカーブのところから、沢に降りる。 不動の滝は水も多く、いい感じで落ちていた。
昔の人口物や、ごみが目立つ。 写真を撮って、また林道に戻る。
ゲート前の水場には、沢山のタンクに水を入れている人達がいた。 伊勢原市の看板があり、煮沸して使用のことと書いてあった。
大きな駐車場も、半分近く埋まっていた。 まんじゅしゃげを見るのに車が少し渋滞しており、やはり今日は日曜日なんだなあ、と思いながら帰途につく。
帰りに、七沢にある環境センタに寄り、今日までやっている神奈川の滝60の写真展を、再度確認の意味でゆっくりと見てきた。 大きくのばした立派な写真が多く、これらを2年間で撮った山内さんはすごい人。いずれどこかで、また違う滝の写真をみたいものだ。

車―――大山沢F1――鍵掛の滝――屏風沢F1――不動滝――車

6:50  7:35    9:40    10:50    12:20 13:30

 

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