丹沢・地獄棚大滝と沖箱根沢


10月1日(土)快晴。
曇りでよかったのが、朝起きて見ると快晴、なんじゃこりゃと寄り道。
急遽、右折し、日向薬師のマンジュシャゲを見に行く。 早朝だが、それでも数人のカメラマンがいた。
丁度見頃を迎え、朝日に映えた、深紅の絨毯がきれいだった。 ちょっと田んぼの畔道を散歩し、早めに切り上げる。
また246に戻り、西丹沢方面へ走る。
今日は、地獄棚沢の大滝と沖箱根沢のF4を見に行く予定だ。
久しぶりに富士山がくっきりと見える、だが、冠雪してないので、ちょっとさびしい、富士には雪がないと絵にならないなあ。
県道から、大滝沢沿いの林道に入り、ゲート前に車を止める。 ゲートは開いていたが、登山道までたいした距離でもないし、万が一閉められてしまうとやばいので、ここに止めることにした。
ここのところ雨が少ないので、沢の水量も少なめだ。 マスキ嵐沢出会いから、大滝沢に降りる。
沢足袋をザックに入れてきたが、わりあいはっきりした道が出来ているので、そのまま運動靴で歩いていける。 気持ちいい、沢沿いの散策路という感じだ。

堰堤を一つ梯子で越え、左奥に沖箱根沢を見送り、ちょっとした滑床を歩いて、沢が左に曲がると、大滝が見えてきた。
水量は少ないが、まあまあ見栄えがする、落差は40M弱くらいか。 しばらく、アングルを変えたり、雲を待ったりと時間を過ごす。
写真を撮り終え、また大滝沢を沖箱根沢出会いまで戻る。 ここも水が少なく、出会いの滝の姿がさびしい。
ここは、F1からF3まで滝が続くが、一連の滝を一つの滝と見ることもできる。
F1は10M強くらい、F2,F3は連瀑で下からは見えない。
巻きは、すぐ手前から、潅木をつかみながら急登する。
なるべく沢から離れないように、かすかな踏み跡を拾いながら、登って行く。
F2、F3を覗くと、なんとか下は登れそうだが、最後が立っていて、怖そうだ。 やはり、前回同様巻いて上がる。
小さくトラバースぎみに、F3の上に行き、最後はロープを使って、滑床に降りた。
運動靴のまま滑床を歩いて行くと、前方に目指すF4の滝が出てくる。
ここも水量が少ないため、前回より幅が狭く、滑るように落ちている。 この滝の落差も15M〜20Mくらい、総じて公称よりはみんな低めだ。

最訪問の目的は、写真撮影と滝の落差を再確認することを目的としているので、落差については慎重に眺めてみる。
大滝沢本流に戻り、木漏れ日さす河原で一息、至福のビールとおにぎりで時を過ごす。
ゆっくり休憩したあと、沢を下って行くと、堰堤の下で一人釣りをしていた、あまり釣れそうもないようだったが・・・。
最後に、登山道脇にある大滝(落差12Mくらい)を見物して、林道にでる。 今日はこれでお終い、気持ちいい快晴の一日でした。

車――マスキ嵐沢出会―地獄棚大滝――沖箱根F4―――車

8:30  9:00    9:30    11:20   13:00

 
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