奥多摩、川苔谷・火打石谷


11月7日(日)晴れ。
いつもの山仲間と定例山行。
紅葉も盛りになってきたので、もう一度行くなら紅葉時期に、と決めていた、川苔谷・火打石谷に出かけた。
なぜ、ここ、というと、奥多摩にない山水画の世界が堪能できるからだ。 当初、土曜日行動予定だったが、三人の予定がついた日曜日におちつく。 行ったことがあるのは、私だけなので丁度いい。
天気は日曜日の方が良かったので、まあまあ正解だろう。 時間があれば、川苔山までいけるかな、とも思いながら・・・・・
橋本駅7時集合、途中のセブンで買出し、日原林道に入る。 川苔橋手前の駐車スペースは、2台止まっていてすでにアウト。
この辺は駐車スペースが少ないので、道路沿いを探すのに苦労する。
工事中の手前に、一台置けるスペースがあったのを見つけ、すぐにそこを確保し、車を止める。 とりあえず止める場所が見つかったのでほっとした。
ここは、道路沿いに止められるスペースがごくわずか、最悪は、先のバス停前後に止めるしかないだろう。
ゲートは開いていたが、一般車は門番がいてとうせんぼ。 舗装された林道を、谷の流れと紅葉を愛でながら、ぶらぶら歩いて行く。
今日の水量は、まだまだいつもより多いようだ。 消防車が3台林道を登っていった。上で救急の訓練でもやるんだろうか?。
細倉橋から登山道に入る。 いつも見る滝たちは、いずれもかなりの水を落としていた。
前に入渓した、山葵田横の橋からは、水量も多いので敬遠し、そのまま登山道を登っていく。

右に火打石谷のくびれが見えてきたので、出会いを探しながら歩く。 下に3M滝が落ちている、出会いをみっけ。
かすかな、ふみ跡が出会いに向かって降りている。 最後、本谷へ降りるところは少し急だったため、ロープを出す。
丁度浅瀬になっているので、簡単に渡れた。 ここで靴を履き替える。
F2の深い谷を覗いてから、右尾根の巻き道に上がる。 ここの岸壁に囲まれた風景は、本当に奥多摩ばなれしている景色だ。 水量は、やはり以前より多い。

滝を見ながら、尾根を登り、F2の上の谷に降りた。
もう、険しいところはない、あとは紅葉と山水画の世界を堪能しながら、歩くだけだ。
登山道に出るまで、そんなにてこずるところはないと思っていたが、結構小滝があり、 沢登りの雰囲気を楽しめた。
二箇所ほど、丸太渡りや、股下くらいまで水に浸かった。 二股の大滝下で、一息つく。
少し上がれば登山道なので、靴を履き替えた。
時間からして、川苔山は無理、百尋の滝まで降りてから、ゆっくり飯にしようや と、登山道を下る。
途中、何組かの登山者とすれ違った。
百尋の滝では、宴会もどきにやっているグループがいて、にぎやかだ。
滝を見ながら、ビールで乾杯、最高の気分である。 家族連れなどもやってきて、弁当を広げている。
この辺の紅葉も真っ盛りだろう。 ゆっくり休憩した後、登山道を下る。
風もなく、暖かい秋の日差しが降り注ぎ、逆光で透ける、もみじがきれいだ。
空身で滝まで登る若者達ともすれ違った。 聖滝にも寄り、車まで戻る。
さあ、5時以降の飲み屋目指し、早く帰ろう。
多少、紅葉狩りの車で込んだせいもあり、帰着は6時少し前になってしまった。

車――――出会い――登山道――百尋滝―――車

8:35  10:00   11:50  12:20  14:40

 

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