丹沢・本沢大滝、ミズヒ大滝


令和元年6月13日(木)晴れ。
今日は四十八瀬川の本沢大滝とミズヒ大滝を見る予定。
早朝は快晴、善波峠からの富士山は綺麗に見えた。
三廻部から林道に入り、終点の駐車場に車を止める。すでに4台止まっていた。
ここは鍋割への起点で、週末は混雑する。
かつては西山林道の終点まで車で入れたが、今は通行止め、20分ほど余分な歩きだ。
ここもニカニカ集会以来で久しぶりだ。
勘七ノ沢出会いを横切り、小丸へ続く登山道を登る。
途中、森林伐採用の道路になり、ジグザグの登山道になる。
どうも、いつもの尾根道とは違う感じなので、戻り、川音が聞こえる地点から降下を試みる。
降りるとき、水平に続くかすかな獣道があったが、無視、真っ直ぐ降りる。
本沢までの下降は簡単だったが、三段堰堤の下に降りてしまった。
以前降りたガレ沢地点と比べるとかなり下流だ。

堰堤下で靴を見ると、早くも数匹の蛭が頭を振っている、蛭が多いなあ。
堰堤を巻いて登ると、前方にF1・10Mの滝が出てくる。
本来はこの滝場の上に降りたかったが、しょうがない、大きく右から巻いて登る。
登り終わった所が、平らでニカニカ集会が開催された場所だ。
広いゴーロの沢に降り、二俣まで歩く、ここまで結構時間を費やしてしまった。
右股に入り、この沢一番の大滝の前に立つ。落差は上下で20Mほど。
今日は水量も豊富、右の支流からの流れもかなり水が出ている。
早速、撮影開始、山中は曇りで絶好の条件だ、ときおり薄日も出る。
さあー、ここはどう脱出して、上の登山道へ出るか?。
ニカニカ集会の時は、自分一人別行動で、本沢を下降しながら巻き上がったが、あまり楽ではなかった。
他のメンバーは、二俣から大滝の上への巻き道を取り、登りながら登山道へ出た。

周囲の尾根と地形図を見比べ、最短で楽に登山道へ出る方向を探す。
大滝の前から見る正面の右尾根が比較的楽そうだ、ここにしよう。
取りつきは簡単で、比較的楽な尾根になる、少し登ると、水平に伸びるかすかな獣道があった。
獣道を少し歩いたが、すぐに消える。
しかしこの付近の地形を見ると、どうも以前下降した斜面のようだ。
上部の尾根を見上げると、登山道も近そうだ。
トラバースぎみに上部の尾根に近づいて行く。
出ました登山道に、少し休憩をしていると、上から2名の登山者が降りてきた。
上部小丸の分岐までの時間を聞くと、登り40分くらいらしい。
少し下ると小丸まで1000Mの看板が出てくる。
この先から新しいジグザグの登山道、従来の尾根の登山道がなぜ閉鎖されているのかはわからない。
登山道を下り、林道に降りる。 林道の終点ミズヒ沢出会いまで歩く。林道歩きだが体力の消耗が激しく結構つらい。
鍋割から下山の登山者が平日ながらかなりいる。
ミズヒ沢沿いの踏み跡を歩く。
大滝手前の岩場が濡れていて結構危険、帰路はロープをだそう。
大滝まで水中は歩かなかったが、蛭が数匹くっついていた。
さっさと撮影をすまし、早めに出会いまで戻る。
河原で蛭退治、両足数か所やられた。
駐車場まで戻り、靴を脱ぎながら再度蛭チェック、靴下の中にまるまる太った蛭発見。
つぶすと血がしたたり落ちた。
丹沢はかなり広い範囲で蛭に汚染されている、気を付けなければいけないな、とあらためて思う。

車――本沢大滝――ミズヒ大滝――車

8:05  10:30   14:20  15:45

 

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