丹沢・紅葉の伊勢沢


11月21日(土)晴。
伊勢沢大滝前の紅葉はどうだろうか。
以前行ったときは少し早かった。
今年の紅葉は例年より少し早かったので、だめだろうと思いつつ、天気が良いので出かけてみた。
今日は3連休の初日、予報もいいので、少しは車が止まっているだろうな。
林道終点のトイレ前はすでに車がいっぱいだった。
手前の駐車場も一杯だ、やはり、こんな場所へも早くからきているんだなあ。
ゲートは開きぱなしなので、奥のゲート前まで車で行く。
ここにも1台止まっていたが、駐車スペースは十分にある。
支度をしていると工事関係者の車がゲートを開け入って行った。
ここだと、約30分くらいは短縮になる。
紅葉は川の周辺は盛り、山の上の方は終わりのようだ。

工事は三窪隧道手前で、コンクリートの吹付作業をしていた、歩行者は特に問題なし。
紅葉に染まった三窪大滝が遠くに見える。
曲橋の先から神之川へ降りる。
本流の水量は平水で渡渉するには問題なし。
ここで靴を履きかえ、伊勢沢出会いまで歩く。
伊勢沢の水量も通常水量。
しばらく沢を歩いていないので、身体が重い。
まあ、大滝までなので、ゆっくりこけないように登ろう。
F1は巻き道から巻き、なるべく水に浸からないように歩く。
大分倒木が増えたようだ、少し歩きにくい。
F2の前で一休み、ここの紅葉はすでに終わっていた。
それにしても一歩一歩がぎこちないなあ、そろそろ沢歩きは終わりにしようかなあ、なんて思ってしまう。
F2の巻きにある一番下のトラロープは細いうえに、少し切れていて心細い。
あまり体重をかけないようにして、すぐ上の太いロープをつかむ。あとは、腕力で登っていくだけだ。
巻き終わって落ち口に降り、少し歩くと、また頼りないトラロープがあるへつり。
落ちても怪我はしないが、腰まで水に浸かってしまう。
ここは少し体重をかけないと、通過出来ない、夏場なら、水に浸かって登れるのだが。
落ち葉が多く、斜めの岩などは、滑るので要注意。
怪しい足元は落ち葉をどかしながら、一歩一歩進む、特に三ノ沢、四ノ沢手前の斜面は注意。
三ノ沢大滝が丁度太陽を正面から受け、手前の紅葉も相まって綺麗に落ちている。
落差もかなりあり、見事な滝だ。
4の沢にも滝らしき姿が見える、帰りに寄って行こう。

沢はくの字に曲がり、もう近いF3の滝前まで歩く。
下段を登ってみようかな、と思ったが、どうも水飛沫が多く、濡れそうなのであきらめた。
右の鎖がある巻き道を登る。この古い鎖はいつまで持つのだろうか。
さあ、腕力で鎖をつかみ、2M下降しなければならない。
ここは以外と力がいる、あとはトラロープをつかみ、水流を渡る、ここはどうしても下半身が濡れてしまう。
さあー、大滝前に着いた、3ノ沢までは紅葉が残っていて期待したが、ここはすでに終わり、落葉していた。
まあ、紅葉最盛期から2週間もたっているのでしょうがないか。
撮影もあまり乗らないが、何枚かアングルを変えて撮って行く。
さー、来た道を戻ろう、注意箇所は4か所だ。
鎖の登りは楽に登れる、斜面の下りは足元を確認しながら、ゆっくり降りた。
3ノ沢出会いで昼食、昼食後3ノ沢に滝があるか、滝らしき所まで登ってみる。
2段の滝があり、下段は6M、上段は良くわからないが2段10Mとしておこう。
3ノ沢はこの先滝を登らないと行けないので、ここで終了。
本流に戻り、たんたんと下る。へつりは体重をかけないようにして、すばやく渡る。
F2のロープは最後の細いトラロープを使用せずには降りられないので、慎重に降りる。
さー、あとは出会いまでゴーロを歩いていくだけだ。
本流を渡り、靴を履きかえ、林道に上がる。
車まで10分くらいなので、非常に楽だ。
秋の日は短い、大滝往復でも車到着は3時でした。

車――伊勢沢大滝―――車

8:00  10:40  15:00

 

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