湯河原・蛇態の滝

3月5日(土)晴れのち曇り。
週末の天気の悪さ、車は息子に持って行かれるわで、しばらく山や滝見が遠のいていた(寒くて出かけるのがおっくうなのもあるね)。
そんなこんなで、今週も見送り、買い物をちょろっとして帰ってくると、朝方寒かった陽気が、からっと晴れ、暖かくなってきた。
よっしゃ、出かけるか、出遅れたので、湯河原にある”蛇態の滝”を見に行くことにする。
今まで、わけがあってちょっと保留していたのだが、情報によると、しっかりした滝らしい。
遅い時間だが、滝一つみるだけなんで大丈夫だろう。
週末の熱海方面は込んでいる、石橋付近でかなりの渋滞だ。
箱根方面は黒雲に覆われ、夕方近くになると、だんだん寒気が降りてくるらしい。
100円けちった真鶴新道に入る。

海は比較的穏やか、ちんたらながら、やっと湯河原に到着した(湯河原は遠いなあー)。
駅前を通り、奥湯河原温泉バス折り返し近くの道路に路駐する。
藤木川の支流沿いにある、町道を歩いて行く。
少し登って行くと町の浄水場がでてくる、車2,3台止まれるスペースがあり、失敗した、ここまで入れたのだ。
まあ、たいした距離でもないので、歩くのも良かろう。
狭くなった道は、すぐ上で終わり、かわりに鍵のかかった門がある山道になる。
ちょっと失礼して、山道に入り、取水口先から、川に降りる。
蛇態堰堤を越えると、左岸から枝沢が合わさる。
本流には、また大きな堰堤が出てくる。
堰堤を越え、しばらく進むと沢は右にカーブする、さあ、滝が出てくるだろう。
蛇態の滝が見えてきた、結構立派な滝だ、落差は10Mほどある。
なるほど、蛇のようにくねくね曲がっていて、全体の流れを見るところがない。
両岸はかなり切り立ち、岩も滑々だ。
上段と下段の間には、釜がありそうだが、まったく見えない。
上段の姿だけでも拝んで行こうと、右斜面を登り、立ち木を頼りに覗いて見た。
上段は6Mほどの直瀑で、流れはくの字に曲がり、下段の滝に続いている。
ここからも、釜は見えない。
立派な滝だったので、満足し、来た道を戻った。
帰りに、”だるま滝”を橋上から眺め、小雨が降り出した国道134号線を走り、帰路についた。
自宅――湯河原―――蛇態の滝―――車
10:45 13:50 14:30 15:40
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