丹沢・カクレ小屋沢大滝


26年10月17日(金)快晴。

またやっちゃったねー。
堰堤を越えたあとで、右岸から大滝が落ちていた。
あれー、こりゃ棚沢の大滝だー。
カクレ小屋沢へ入ったつもりが、棚沢を歩いていた。
また地形図コピーミス、出会いの橋下に滝がなかったしなー。
しかし、途中607Mへ突き上げる枝沢(馬草沢)に10Mの滝があったので良しとしようか。
大滝を見てから早めに戻る。
途中から棚沢沿いの林道へ逃げ、湖岸の道に出た。

改めて、トンネル脇にあるカクレ小屋沢に入渓。
橋の下には確かにF1の滝が落ちていた。
少し滑を登ると堰堤が出てくる。
棚沢の堰堤は簡単だったが、ここの堰堤は巻き道が悪い。
こんなに悪かったかなー、堰堤の巻きがここの核心か。
古いトラロープがあったりするが、あまり信用出来ない。
4つの堰堤を越えると、やっと次のF2・8Mの滝が出てくる。
滝らしい滝で、以前はここまで来たことがある。
この滝は見た目6M位に見えるが、巻きながら見下ろしてみると、
落ち口の上に滑が続き、全体で8Mくらいある。
左から大きく巻いてF2上に降りる踏み跡がある。
少しゴーロが続き、沢がまた狭まると、緩い斜度の4M滝が出てくる。
なんとか登ろうと試みたが最初の一歩が出ない。

ボディあたっくで濡れねずみになればなんとか登れそう。
しかたがないので、滝右横から登り、投げ縄で上部の木にロープをかけ、よじのぼる。
ここの巻きも通常だと大きく右から巻かないと上部へ行けない。
次に出てくるのが2段の4M滝。
この滝は手がかりがあり、直登できる。
さあー、やっと出てきました、カクレ小屋沢の大滝、12Mくらいあるか。
水量は少ないが、立った滝だ。
下部に日が当たり、少し虹も見える。
この滝の周囲はざれた岸壁、もう沢沿いに登れそうもない場所だ。
今日はこの滝を見るのが目的でここまでやってきた。
さあー写真を撮って戻ろう。
下りも堰堤の巻きは注意しながら、ゆっくり降りた。
今年初雪の富士山も見られたし、二つのいい滝にも出会えた。

車――カクレ小屋沢大滝――車

10:10  11:30   13:20

 

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