勧淵沢
10月13日(土)、大矢沢後の勧淵沢。
駐車場に戻ってきたのが二時過ぎだったため、もう少し右岸の沢を探ってみようと思い、
着替えをしないで、すぐ一方通行の右岸林道に入る。
めぼしい沢がないかとゆっくり走らせると、世附川ロッジの下流に、勧淵橋があり、
止めて眺めて見ると、水量もあり、入ってみる価値がありそうだと思い、
右岸の杉林に入る。
ロッジから大きな音で演奏の音が聞こえる。
車もいっぱい止まっていたので、何か山の中のコンサートでも開かれているのだろう。
ここでやっていれば目いっぱい大きな音でも気がねすることがないね(一軒家)。
最初の堰堤の上に降り、先を見ると測量する三角板があった。
だれか置いていったのかなと少し行くと、二人いて、砂場に穴を掘り、杭を埋めていた。
聞くと山の測量をし、杭を打っていくところだそうだ。
向こうもびっくりしたらしい。
普段、人に会わない小さな沢に、人が入ってくるなんてと思ったらしい。
日没を考え、登り1時間以内ときめて登る。
最初ゴーロの沢が、少し滑状になってきて左に曲がっている。
曲がるとすぐ堰堤。左から越し、またしばらくゴーロを歩く。
少し行くと正面に滝が見えてきた、左にも小沢を分け滝が落ちている。
正面の滝の上にもう一つ見える。
F1は7Mの立派な直瀑。
上へは左の滝下を上り、中間の小尾根を登る。
上はまた、二俣になっていて、両方に滝を落としている。
右側は10M直瀑、左側は2段10Mの滝。
滝の水量から推して、もうここまでだろう、時間を見るとそろそろ戻らなければ行けない時間だ。
先ほど測量していた人たちはまだ作業をしていた。
少し話しをかわし、出会いに戻った。
そろそろ雲が夕焼けに染まってきた。
車――――――滝場―――――車
14:10 15:15 16:15
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