奥多摩・カロー川谷

4月6日(日)快晴。
出会いは0センチ、大滝付近は30センチ、たぶん山頂付近には50センチくらい積もったろう。 昨日の雨が、上の方ではかなりまとまった雪となった。
雪の積もり具合で下の方の沢にしようか、行ければカロー川谷に行きたいな、と現地に着いたら決めよう と思いながら、日原に行く。
途中みる、大岳山は真っ白、かなり積もったようだ。
林道には雪がなかったため、カロー川谷へ行くことにする。
ゲート前は2台の車で一杯のため、少し戻り、路肩に止める。 車を降りると、北風がビュービューでかなり寒い。
カロー川谷はゲート横に合流してて、かなりの水を吐き出している。 右岸の仕事道を利用し、少し行くと、小さな取水口がある。 看板があり、”川を汚さないように”と注意書きがしてある。
もう少し、仕事道を行くと、朽ちそうな道標で、カロー川谷へ下る案内が出てくる。 ここから入渓し、沢歩きを始める。
雪は周りにちらほら見え始め、沢は滑の多いゴルジュとなってくる。 小さな滑滝がいくつも続き、以外と深い釜が多い。
この時期に水に入りたくないので、巻けるところは巻いていくが、以外と巻きは苦しい。 水線通しが一番楽だが、すべすべしていてよく滑る。
釜も深く、注意して登るが、今一歩、今一手、出ないところが多い。 周りの届きそうなところに立ち木はなく、ここのゴルジュにはかなり苦労させられた。 雪も出てきたので滑る滑る。
ゴルジュ出口の巻きで、かなり上まで追い上げられてしまった。
また沢に降りると、明るく開け、朝の太陽がまぶしい。 少し歩いて行くと左岸に杓子窪が10Mの滝となって合流してくる。
まあまあの滝だ、少し近くまで登って、写真を撮ってくる。
沢は左に曲がり、また小さなゴルジュ帯になってくる。 ここは割合簡単に通過できる。

ゴルジュ出口にやっと滝らしい滝のF1・5Mの滝が出てきた。 水量豊富で深い釜を持っている。
ここは、左に錆びたワイヤーロープが垂れていたので、それを利用し、巻いて越す。 また沢は明るく開ける。
左岸にまた大きな滝で、煙窪がが合わさる。 15Mくらいあるか、きれいな滝だ。 上はスラブの鋭い壁から落ちている、木々の間から見る滝は美しい。
しばらく登ると、石積み堰堤が出てくる。 ここを右から越えると、仕事道がだんだん沢に降りてきて、すぐ横になってきた。
次に出てくるのはF2・7Mスラブの滝。 ここは仕事道に上がり、巻きながら滝の上の橋を渡って行く。
これからは沢沿いにずっと仕事道が続いて行く。 雪はこの辺で15センチくらいの積雪だ。
続いてF3・6Mの滝。 ここは写真を撮って、沢沿いの道に戻る。
ここで写真を撮っているとき、一人の登山者が登って行くのに気が着いた。 どこまで行くんだろうか。
いままで足跡はなかったが、やっと先行者の足跡がついた。 だんだん雪も多くなってきたので歩きにくいところは沢に降りて、水中を歩く。 もうゴルジュも深いところもなく、単調なゴーロ歩きとなる。
やがて、古いトタンが見え、昔の小屋跡のところにでた。 この付近は仕事道が錯綜している。
先行者の足跡はここで消え、右の仕事道に続いていた。 この付近で積雪20センチ。
だんだん、仕事道を歩くのもつらくなる。 仕事道がわからなくなったところで沢に降り、雪の積もったゴーロを歩く。
ちょっとした吹き溜まりに突っ込むと、ひざ上まで雪にもぐる。 小さな石積み堰堤を一つ越し、やがて、正面の木の間から、滝らしい流れが見えてきた。
大きな岩壁に囲まれたところに、カローの大滝が落ちていた。 30Mはあろうか、垂直の壁に水を落としている。
滝の周辺の積雪は30センチ、落ちた雪で50センチくらいは積もっている。 写真を撮るのに歩きまわるのが大変、ずぼずぼ、雪に沈む。 また、雪の爆弾にも気をつけなければならない。
ここで昼食と休憩をとり、しばらくすごした。 幸、快晴なのと風もあまりないので寒さは感じられない。
雪のため、ここまで来るのにかなりの時間がかかってしまった。
下りは、仕事道に出るまでが少し大変だったが、仕事道にでてからは楽に降りられた。
本当に歩きながら、積雪が変わっていくのには驚く。
林道に近くなると、もはや仕事道には雪がない、楽しい歩きになった。 やがて道は最初に入渓したところにぶつかり、林道にでた。
雪もとけ、新緑のころになれば、カローの大滝までは簡単なハイキングで行けそうだ。
少し足に来ていたが、時間がまだあるので、滝上谷の大小屋の滝を見に行こうと思って、小川谷林道を登る。
途中、ピリッときて左足太ももの痙攣がきた。 いてー、しばらく我慢とマッサージ。 おもむろに足を気にしながら、歩きはじめる。
滝上橋から入渓し、沢横のゴーロを歩いて行くと、突然の巨岩帯と迫る岩壁にぶつかる。 たぶん大小屋の滝はこの中だろう。
沢沿いに仕事道があり、手前から右へ行けと赤い矢印がある。 滝はこの中だろうと思って、左を小さく巻きながら登って行くと、4Mくらいの滝があり、その上奥に、大小屋の滝らしい姿が見えてきた。
滝壷に降りてみると、たぶん、ここが大小屋の滝だろう。 2段になって落ちているというが、上段は切り立った岩壁に挟まれ、見ることができない。
どうやったら見られるのか、左の岩を登って覗いてみるが、90度曲がっているようで、全然見えない。
ここまできて全容を見ないのもしゃくだから、見えるところまで行って見ようと巻いていったら、左の岩のてっぺんまで登ってしまった。
流れはかなり下に見える。 滝とゴルジュの様子、その上の開けたところにある橋等、俯瞰してよく見える。
右の仕事道はゴルジュ全体を巻いてしまうので、滝全体を眺めるには、左の岩の上しかないようだ。 まあ、上の滝下までは降りられなかったが、これで満足としよう、あとは帰るだけだ。
下りは、左岸にある仕事道を利用し、出会いに戻った。
余分なことをしたため、時間をくい、少し遅くなってしまった。
この雪が消えるにはかなりの日数がかかるだろう、山頂へ楽に行けるようになるのには、連休くらいからかもしれない。

 車―――カロー大滝――――出会い――滝上橋――大小屋の滝――滝上橋――車

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