丹沢・本谷F8、金冷シF2


6月26日(火)晴れ。
水無川本谷のF8大滝でのいい写真があまりない。
ついでに金冷シのF2は、まだ見たことがなかったので、2つの滝見をメインに出かけました。
早く出ればいいのを2時間寝過ごし、通勤ラッシュの246を走る。
戸沢出会いの駐車場に着いたときは9時を過ぎていた。
天気はいいが平日だということもあり、止まっている車は2台だけ。
蒸し暑い登山道を半袖で歩くが、すぐに汗がタラタラ、Tシャツ一枚になる。
廃道になったカイサク新道をゆっくりと登って行く。
F5を見下ろし、本谷横断点が近づくと、唯一の危険個所がある。

崩壊が以前より激しくなり、注意を要する。
ロープがあるが、3Mほど足場を気にしながらの登下降があるからだ。
ロープをたぐり、振られないよう、一歩一歩進む。
ここを過ぎるとすぐにF5上の本谷に着く、ここまでゆっくり歩いて1時間。
さぁー、これからは汗がひく沢登りだ、久しぶりなので緊張するが、ゆっくり行こう。
小滝を登り、右に木ノ又大日沢を見送るとF6、7MのCS滝が出てくる。
この滝は、左から大きく巻いていく。
あとはゴーロと小滝のたんたんとした登りが続く。
崩壊したF7の看板らしき場所を通過、沢は二俣になる。
右が本谷、左は金冷シ沢、まずは本谷に進み、F8を拝みに行きます。
F8の手前、正面の枝沢に二段二条の滝が見えた。
最初、これがF8だったっけ?、しょぼいなぁ、勘違い。
しかし、すぐその先に大きな滝が見えてきたので、あらためて、F8大滝の前に立つ。

丁度、霧が出る境付近で、上部はかなり霞んでいた。
見た目には、3段25Mくらいに見える。
一度だけ、上部が崩壊する前に見たことがあるが、もっとすっきりした滝だったと思う。
ここで、しばし休憩、休んでいるとやや肌寒い。
十分眺めを堪能し、金冷シ沢の出会いまで戻る。
金冷シ沢に入り、まずはF1−12M滝前まで歩く。
この滝は、すっきりした滝でいい滝だ。
巻きは、左の細いガレ窪。
少し登るとガレに埋まった古いロープが出てきた。
あまり頼るとやばそうなので、補助的に利用し、上部の立木上に立つ。

F1すぐ上に続く2段4Mくらいの滝も巻いて降り立つ。
さぁー、次に続くF2はどこじゃ、と思いながら登るが、広いゴーロが続き、なかなか出てこない。
沢が狭くなり、小滝が見えてくると、やっとその上に立派なF2が現れた。2段-8Mの滝だ。
巻くとすれば右側からかなあ、しかし、金冷シ沢の滝場はここまで。
今日の目的は、ここまでなので、撮影後、下ることにした。
下りで問題なのは、F1の巻き道、ここは自分のロープを出し、安全に降りる。
一歩一歩、ゆっくり降りるので時間がかかる、F6上の地点で4時。
最後の休憩で足元を見ると、小さなヒルが3匹ほど靴下にくっついていた。
靴をぬいで、念入りに点検、靴の中にもう1匹いた。
表丹沢は、上部も含めて、全体的にヒルがいるようになったようだ。
さぁー、登山道を下るだけだ、崩壊地点は登りなので、比較的楽。
今は日が長いので、安心してゆっくり降りることができた。

車――本谷F5上――本谷F8――金冷シF2――本谷F5上――車

9:20  10:20   11:40    14:00   16:00   17:05

 

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