丹沢・小洞大滝


8月28日(日)くもり。
今週は写真撮影のため、小洞の滝へ行く。
今まで取りためていた滝写真を眺めていると、少し不満の残る滝がある。
滝の表情は、その時々で変わり、同じ滝でも、水量、季節、天候の変化でも大きく変わる。
小洞の滝は、水量の少ない時の写真しかなかったので、今回改めて出かけた。
金曜日にはかなりまとまった雨が降った。
相模原市では、床下浸水や道路の冠水箇所が出たようだ。
土曜日は天候が悪く、大雨の翌日ということもあり、出かけるのを見合わせ、日曜日の午前中のみの行動ということで、出発。
神之川キャンプ場は、夏休み最後の日曜日ということもあり、朝から込んでいる。

本流の水量はかなり多いが、水が濁っているということはなかった。
多少道路に小石程度が落ちているが、ゲート前まで特に問題がない。
もう、うだるような暑さは感じない、やや涼しい風が吹いている。
天候は曇りで、山の上部にはガスがかかっている。
林道をてくてく歩き、孫右衛門の滝まできた。
かなり堂々と落ちている。帰りに徹底的に撮ってみるか。
林道のカーブミラーの横から、小洞目指し、植林帯の中のしっかりした踏み跡を降りていく。
植林の中に測量用の三脚が二つ置いてあった。
この付近、唯一、道路と川の間にある小さな植林地だ。
降りた正面が小洞の出会いである。
上から見た本流の水は透明で綺麗だったが、水量は多い。

渡渉する場所には気を使う、膝上程度の渡渉となった。
小洞に入ると、すぐ上に大滝が見えてくる。
今日は水量もあり、かなり立派な姿になっていた。
正面、左、右といろんな角度で姿を眺め、撮影してみる。
滝壷もあり、深さは7、80cmくらいだろうか。
この滝を巻いて上がるには、かなり熟練の技が必要だろう。
さあー、また林道まで戻ろう。次は、孫右衛門の滝だ。
この滝の上部に入るには、トンネル上から巻いて行けば、中段付近に出ることができる。
今日は滝下へ降りてみる。ロープを使い、慎重に滝下へ降りた。
かなり水しぶきが強い。レンズの濡れを気にしながら、狭い滝下の中、色んな角度で撮影してみた。
林道に上がり、湧き水の所に来たら、軽トラで多量の水を汲みに来ている人がいた。
余り、話しはしなかったが、ゲートを越えてこられる人だから、山小屋の人だったのだろうか。
軽く身体を洗い、美味しい水を一杯飲んで、ゆっくり車に戻った。
明日は仕事なので、日曜日の歩きとしては、あまり無理が出来ない。
午後は、保土ヶ谷球場でのAAA選手権大会を見たいということもあり、帰途につく。

車――小洞大滝――車

7:30  8:00  10:00

 

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