奥多摩・小川の大滝、小袖大滝



2月8日(土)晴。
二つの大滝を訪ねて見る。
いつものようにセブンに寄って、朝飯と昼飯を買おうと思って、ポケットをさぐったところ、ない。 しまった、サイフを忘れた。
車を止めて、予備の金がないか探したが、出てきた金は1円だけ、これじゃあなにも買えない。 しゃあないなあ、朝飯と昼飯は抜きだあ・・・。
本当は連休だし、帰りはゆっくり温泉でもつかっていこうかなあ、と思ってきたんだが。
さて、行き先はどうしよう、あまりハードには行けないし、昼ころまでに終りにしなきゃあ。 せっかく奥多摩まで来たのだから、少し滝をみなきゃならないし、どこから行こうかと迷う?。
まずは道路に近い、小川の大滝を見に行く。
日原に来たのは初めてだ。 大きな岩があちこちにあり、すばらしい景色。
丹沢には石灰岩の岩がないので、とても新鮮に見える。
鍾乳洞の駐車場には500円と書いてあるので、手前の路肩に車を止める。 この時期、まだ観光客はだれもいない。
鍾乳洞手前に滝があったので、下に降りてみる。 名前が道路脇に書いてあったが、忘れてしまった。
東京の滝では、釜の滝と書いてある滝のようだ。 落差5Mほど、大きな深い釜を持った滝である。
滝の左岸には大きなつららが一杯ぶらさがっている。 下に降りるにはロープを使い、登りは這うようにして林道まで戻った。
次に鍾乳洞先の大滝を見に行く。
途中の石灰岩の岩は本当にすごい、ちょっと落石があれば、道路に落ちてきそうだ。 川が狭まったところに大滝は落ちている。
林道から覗くと、2段になっている。 上段の滝へは、下段を越して行かないと、行けないようだ。


とりあえず、沢にロープを使って降り、下段の滝を見に行く。 夏場であれば、駐車場から沢に出て、少し沢沿いに来れば簡単にこられるようだ。
下段は5Mほどの滝、ここから上段は見えない。
上段へ行くルートを追ってみたが、少し氷や雪がついていて、行けそうもない。 ここも左岸の壁にかかる氷柱がすばらしい。
あまり、壁の下に長くいると、上からつららが落ちてきて、頭を直撃しそうなきがする。 写真を撮って、また林道まで上がる。
上段へは降りようもないので、林道脇から下を眺めながら、写真を撮る。 この奥の林道はアイスバーンと工事中のため行くのはあきらめる。
鍾乳洞の入り口は開いているが、まだ観光客はいないようだ。
車に戻り、日原林道に入って見る。 入り口には、この奥4KM先で工事中、その先通行止めとあった。
入るとすぐにアイスバーンが出てきて、やばい雰囲気になってきた。 1KMほど入って、ほとんどグリップが効かなくなったので、Uターンし、奥はあきらめる。
氷川に戻る途中、寺地沢に滝らしきものが見えたので、寄って見たが、5Mほどの滑滝だった。

あともう一つ見て行こうと思い、小袖川を目指す。
奥多摩湖を過ぎ、丹波山方面に入る。 鴨沢橋先から小袖方面に曲がる。
ブリキのほったて小屋がある、最初のヘアピンカーブの路肩に車を止め、植林帯の中の仕事道を降りていく。 やがて、鉄の導水管沿いの道になり、小さな堰堤に出る。
あとは沢沿いを右、左と歩きやすいところを選びながら進んで行く。 案内では比較的すぐにありそうだったが、なかなか出てこない。
小一時間歩いたところで、沢は左に曲がり、やっと目当ての大滝が出てきた。 直瀑・15Mの綺麗な滝だ。
右岸の巻き道に、ロープが下がっているのが見える。 少し薄日が差しているので雲を待ったが、曇りそうもなく、何枚か写真を撮って、また来た道を戻る。
雪の中の自分の足跡を拾いながら、植林帯に戻る。 鉄管沿いを歩いていたら、途中で足跡がなくなった。 これはヤバイ、降りてきた道と違う、少し戻り、上に行く足跡を見つけ道路に出た。 導水管は沢沿いを、そのまま下に行っているようだ。
朝も昼も食べてないので腹が減ったあ。 今日はもうこれで帰ろう。

 車――小川の大滝――小袖大滝――車

 8:05  8:55    12:20  13:50

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