上仲沢(牧馬沢)
11月11日(月)快晴。

今日は平日なのでのんびりと牧馬大滝を見に出かける。
紅葉もそろそろ里近くまで降りてきたので紅葉と大滝見物だ。
青の原青年の家近くの路上に車を止め、吊りはしを渡って、上仲沢に入る。
前に2回ほど来た事があるが、今日の沢には水の流れがない。
前は水の中をジャブジャブと歩いていったのがうそのようだ。
完全に干上がった(伏流)河原を、ハイキング気分で行ける。
水が出てくるのは3M幅広の滝の少し手前から。
ここは右にあるトラロープを利用し登る。
水の流れがなかったので心配だったが、大滝は健在だった。
今まで渓流たびで来ていたが、今頃は運動靴でも滝までこれるようだ(家族連OK)。
このくらいの水量でも十分に見ごたえがある。
日の当たる上のほうは紅葉しているが、肝心の滝周辺の紅葉はいまいちだ。
今日は時間があるので、いろいろな角度から、写真を撮ってみた。
この上200MくらいのところにF2があるはずなんだが、
両サイドは切り立った崖のため、直接上のF2に行く方法はない。
しばらく写真を撮ったのち、いったん沢を下り車に戻る。
車にのり前回登ってきた尾根近くの道路脇にとめる。
塀にかこまれた、土砂埋め立て地の横を今回も歩かせてもらう。
夏場はかなり草深かったが、今は簡単に尾根道に出られる。
尾根から下の枝沢に降り、本流の出会いまで行く。
道がわかっているということは、なんと楽なことだ。
簡単に本流に出た。
出会いは5Mくらいの滑滝だが、横を巻いて簡単に降りられる。
本流のF3のすぐ上に出る。
前回、巻きながら降りた獣道は土砂が少し落ちていて、あぶない。
今日はさらに上の方を巻きながらF3の下に出る。
50Mも行くと、今度はF2の滝。
左岸のトラロープが取り付けてあった20cmくらいの木が、根元から崩れて滝上に落ちていた。
幸にもまだ利用できそうなので、慎重に取り付く。
木が腐ればもう利用できないだろう。
滝下へ降りる途中の木もそろそろ根元があぶない木がある。
あと数年で懸垂下降しないと降りることができなくなるだろう。
今日の目的は壁に囲まれたゴルジュと紅葉を撮ることも一つだったが、ゴルジュ内はほとんど紅葉してない、ちょっとがっかりだ。
おまけに快晴のため、カメラをあまり上に向ける事ができない、反射でゴーストがでてしまうのだ。
デジカメはコントラストの高い日はほんとうに撮りにくい。
あんまりさえないので適当に切り上げ、F2の滝まで戻ると、3条の滝が滝壷の水面に写っていてとても綺麗だった。
うん、これで来たかいがあった。
昼をすぎたので腹がへってきた、早く戻ろう。
紅葉は11月16日の西沢でおまけ、記事は作成中。
車―――牧馬大滝――車―――F2―――車
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