丹沢・皆瀬川、林道秦野峠、花女郎道

20年11月15日(土)くもり。
天気予報がころころ変わるが、土曜日は大丈夫だろうと、皆瀬川流域を訪ねる。
八丁のゲート前に車を止め、最初に林道から見える無名沢の滝に寄る。
水量は少ないが、2段10Mほどの滝だ。
皆瀬川沿いの山道に戻り、沢沿いを歩く。
堰堤を5つ越えるが、5つ目にあったトラロープが切れていて、少し注意が必要な以外は特段問題なし。
この前降りた杉ノ沢に続くシンナシ沢に、すばらしい滝が落ちていた。
落差は20Mほど、簾状に落ちる2条の滝で、水量が多ければすばらしい滝となるだろう。
その上部も気になる。狭い右岸尾根を登ってみる。

F1の上にはゴルジュが続き、連瀑が落ちていた。
3連瀑が見事に落ちて続いている。その上にも滝がありそうな感じだったが、見えないので良くわからない。
両岸かなり険しく、ロープを出してやっと沢床に降りることが出来た。
F1・20Mの落ち口へ行って見る。かなりの落差を感じ、少々びびる。
左岸へ上る、獣道があり、ロープを回収して、降りる。
これから先、皆瀬川(ヘイソ沢)には、もう水量のある顕著な沢はない。
左上に林道のガードレールが見えたところで、沢から離れ、植林帯を登った。
出たところは、林道が一番低い、ヘヤピンカーブの少し手前のところ。
ここから、林道秦野峠まで舗装道路を歩く。
紅葉は1000M以下に降り、峠周辺は見ごろになっていた。
林道秦野峠から、シダンゴ山方面の登山道に入り、尾根の分岐を高松山方面への道に入る。
途中、唯一の夫婦パーティーとすれ違った。

高松山に向かう尾根ルートはしっかりした道が続く。
幾つかのピークがあり、地形図上の805Mには、西ヶ尾山のマークがあった。
八丁の分岐に手製の道標が立っていた。
見晴らしのない高松山へ行ってもしょうがないし、時間ももったいない、ここから八丁へ降りることにした。
八丁(花女郎道)と書いてあった。
尾根をはずれないように歩き、適度にある踏み跡を降りると、455M峰に着く。
ここを右から巻き気味に降りると、皆瀬川の川音が聞こえ、植林帯のどこを降りても自由だ。
分岐から1時間ほどで、皆瀬川に降り立つことができた。
5分も歩くと、車に着く、今日はジャスピンでした。

車――秦野林道――シダンゴ分岐――高松山分岐――林道――車
7:50 10:40 11:20 12:40 13:35 13:40