丹沢・ミツバ岳〜権現山


3月17日(土)小雪のち曇り。
天気予報では、くもりのち晴れだったが、少々遅れぎみ、丹沢湖に着いた時には、結構雪が舞っていた。
積もるほどの雪ではないので、まあ、これもいいかな。
今日は、滝壷沢右岸尾根を登り、ミツバ岳〜権現山〜トンネル手前登山口の周回コースの予定だ。
このコースは初めてなので、コピーしてきた地形図を片手に、尾根をチェックしながら、歩くつもりだ。
簡易トイレがある寺ノ沢駐車場に車を止め、道路を歩く。
先行の車が2台あり、おそらく同様なコースを歩いている人がいるはずだ。

滝壷沢の滝を眺め、右岸尾根にとりつく。 雪は舞っているが、登山には、全然影響はなく、かえって風情があり、景色を楽しみながら登れる。
尾根をはずさず、ジグザグゆっくり登る、途中、下ってくる単独者とすれ違った。 やはり、早い人はいるもんだ。
急登が続くので、木々に着いた雪景色を眺めながら、休み休みゆっくり登り、1時間ほどで、ミツバ岳の頂上に着いた。
おお!!、三椏が沢山あるじゃないか、しかも、綺麗に咲いている、感激!!。
周辺はうっすらと雪化粧、綿帽子を被った三椏が出迎えてくれた。
今年の花はどこも1〜2週間早いという、ここ、ミツバ岳周辺の三椏も早く、丁度いい感じ。
残念ながら、富士山を見る事は出来ないが、雪の三椏もまたいいでしょう。

ここは、大きな三椏が数多くかたまっていて、見ごたえがある。 あっちこっち歩き廻りながら、写真を撮りまくる。
明日は、快晴なので、沢山人がくるだろうな、なんて思いながら、次の権現山へ向かう。
先行者の足跡が、かすかにあり、淡雪の中に続いている。
少し下った尾根に、またも沢山の三椏、山頂よりも多く、かたまってあった。
この辺の咲き具合は、まだ早く、来週ごろが見頃だろう。丸く綺麗な株が多い。
三椏は自生が少なく、ここらの三椏も昭和初期に地権者が植えたと聞く、大変な作業だったことだろう。
おかげで春一番の香りと、清清しい黄色い花が見られることに感謝。

少しの登りで、権現山山頂に着いた。 山頂はだだ広く、幾つもの尾根が派生している。
以前、二本杉峠から、登ってきたはずだが、それすら良く思いだせない。
地形図を取り出し、にらめっこ、トンネル方向の尾根らしき方向へ歩いてみる。
丁度、下から5,6人の中高年グループが登ってきた。
言葉を交わすと、トンネル入口から登ってきたという、これで、一安心、5,6人も登ってきた道なら足跡があるので、もう地図を見る必要もない。

普通に歩いていると、自然とトンネルコースへ入ってしまう、二本杉峠への尾根への分岐は、何処だったんだろう。
下り始めると、すぐに道標があり、間違いなく、下山する尾根に入ったことがわかる。
雪もやみ、ややがれた尾根道を下っていくと、小ピーク、ここはP756か。ここにも道標がある。
途中、2名の女性ハイカーとすれ違う、以外とトンネル側から登ってくる人が多くいるようだ。
次のピークにも道標があり、間違いやすい尾根がアル場所にしっかりあるので、よく確認しながら降りていけば問題ない。
天候が回復し、湖にかかる橋も見えてきた。 南側に向かう幾つかの尾根が、直接湖岸道路へ降りられそうだったが、とりあえず、初めての登山コースだけは、 しっかり歩いて見ようと、そのまま登山道を下っていく。
東電施設の上に、旧展望台とあったが、見晴らしはなし。
鉄塔前から、永歳橋が直線的に見える写真をパチリ、道路に降りる手前で美しい横顔をパチリと、景色を楽しみながらトンネル横の登山口に出た。
駐車場に戻りながら、滝のチェック、梯子沢の滝が綺麗だったので、しばらく写真を撮り、時間をつぶしていく。
駐車場に戻り、着替えをしていると、権現山で会った5,6人のグループが丁度戻ってきた。だいたい似たような時間になるもんですね。
今年の三椏の見頃は、3月末までかなあ、なんて気がします。
今日は昼食は持っていないので、お腹がすいた、何を食べるかなあ・・・。

車――ミツバ岳――権現山――トンネル手前登山口――車

7:30  8:40  9:40    11:55    13:10

 

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