丹沢・水沢川


10月27日(土)快晴、静かな水沢川流域を訪ねる。
昨日、所用で群馬まで日帰りで往復したため、きょうは軽いところを考え水沢川に行く。 天気は快晴、もう少し雲でもでればいいのにと思いながらゆっくり出かける。 鳥屋の部落の脇を流れる串川の流れは、少し水があり流れがある。 ここが少し流れているということは、沢にまあまあの水の流れがあることになる。
奥野ずい道をくぐり、右折をし、林道ゲート前に着く。 舗装された林道を歩きはじめ、10分ほどで水沢の滝に着いた。
以前、冬に来たときはほとんど水は涸れ、流れはなかったが、今日は大きな瀑音をさせて 水が落ちている、結構な水量だ。
二度目に来たときも細い流れだったので、ここの沢は通常でもあまり水は無いのだろう と思い、その後はほとんど省みなかった。 今日は以外と思いのほか水がある。
今年は秋の台風から適度な雨があり、夏と較べると雲泥の差だ。 林道から滝下へ降り、見事な水量の滝の姿を眺めながら写真を撮る。 それにしても水があるときと無いときの滝の姿は、全然違うので戸惑ってしまう。
前二回は滝壷もたいしたことなく真下までいけたが、今は広く深い滝壷が堂々と広がっている。 ここは左から巻き、この上から遡行を始める。
少し行くと、右岸に10Mくらいの滝を落として小さな支流が入りこんでいる。 水量が少ない時期はほとんど流れがないだろう。
沢は明るい開けたゴーロが続き、秋のさわやかな遡行が続く。 しばらく何も無いゴーロを歩いていくと二俣に出会う。
右が音見沢、左が伊勢沢だろう、水量は伊勢沢のほうが多い。 音見沢を少し行くと滝があるということなので、滝を見に音見沢へ少し進む。 200Mくらい行くとF1・5Mの斜瀑がでてきた。 ここから二俣まで戻り伊勢沢に入る。
入り口から見る伊勢沢は、小滝が見え結構暗い。 小滝を越え、少し行くと壁の奥に6Mの滝(CS)が落ちている。 ここは登れないので右から大きく巻く。
この後、滑と小滝が続いて結構楽しめる。 その後は明るい日差しがさし、明るい滑のなかを散歩するように歩いていく。 右側に林道のガードレールが見え隠れし、沢が左に曲がるところで林道へ上がる。 林道もそこが終点だった。
舗装された林道を周りの景色を眺めながらゆっくりと下った。 紅葉は、上のほうが少し色ずいて来ているようだが、下の方はまだまだ。 この付近の詳しい遡行はマシラ氏のホームページにあるので行かれるかたは参考に。

 車――――伊勢沢から林道終点――車

 8:30  10:30  11:50
トップへ戻る