丹沢・モチコシ沢


7月7日(土)くもり一時小雨。
モチコシ沢大滝とF2を見にいく。
予報では、雨が降っても小雨程度だというので、西丹沢モチコシ沢へ出かけた。
ゲート前には数台あり、夫婦パーティーがあまり看板を気にせず、先に出発していった。大丈夫だろうか、少し服装から心配したが。
少し遅れて出発、くもり空の下、青崩ずい道まで、周りを眺めながら歩く。
夫婦者がトンネル前で考え、トンネルを巻くように、降りようとしたので、注意した。
簡単に行けると思ったらしい。ここは涸れ沢を降りるしきゃないのに、崖に向かって行くのだ。

先に下に降りて、パンをかじっていると、後から降りてきた。次の行動を眺めていると、本流を進もうとする。
「そっちはだめだめ、右上を登る、きついし、道はないから、自分で考え登らなきゃならないので、結構危険ですよ」と、また注意する。
事前にチェックしてない、こういうパーテイーが安易に来る、危ないですなー。
もうそれ以上めんどうみる気もしなかったので、モチコシ沢目指し、本流を歩く。
以前にまして歩き安い。数年前までは、腰まで入らなければ通過出来ないところもあった。
大石の下にザックが二つデポ、滝でも見にいったのだろうか。しかし滝前には、誰もいなかった。
出会いまでは、膝程度の濡れで簡単に到着。V字谷からほとばしる水量は、通常程度。
ここも、以前腰程度のところが、膝下程度で通過、かなり埋まってしまった。大滝の前でしばし撮影タイム。
さて、以前あった巻き用の残置ザイルはまだあるかなあと確認する。

ザイルは健在だ、切れそうだったところは、繋ぎ直されていた。
一般素人が登る大滝の巻きは、このザイルなしでは登れない。しかし、苔が付き、かなり古さを感じさせる。
引っ張って見ると、ビローンと延びる。もろに体重をかけるのは、かなり心配だ。それでも利用しないわけにはいかない。
ふうふう一汗かきながら登り、ザイルを放し、ほっと一息。上段の滝が一直線になって落ちている。
ここから、さらに巻いて登るが、急でザレが多く、まだまだ気が抜けない。
F2を見下ろすところまで来た。ここから、ロープを使い、F2下、大滝の落ち口まで降りた。
落ち口から、おそるおそる下を撮影、F2は途中で跳ね上がる10Mくらいの滝だ。撮影後、巻いてF2上に降りる。

小滝を越えて行くと、癒し系の美しい場所、ほっと和むところだ。
1:1の分岐を裸山沢へ入り、F1を見にいく。
F1手前がかなり大規模な崩壊で倒木の山、こんなのに巻きこまれたら命がなくなってしまう。
F1も埋まってしまったかと心配したが、綺麗な段瀑は健在でした。
さあ、今日はここまで、ゆっくり戻ることにした。
下りは、ロープを使用しながら降りたので、わりあい気楽に降りることができた。
本流を歩くと、二人の釣り師が下って行く、デポしたザックは、彼らの物だったのだろう。
ずい道上側からも人の声がする、結構色んな人達が入っているらしい。 小雨の林道を下る。今日はこれにて終了、昼飯を何処で食おうかなあと考えながら走る。
山北のさくらの湯に入り、汗を流して帰還した。

車――裸山沢F1――車

8:30  10:45  13:05

 

トップへ戻る