丹沢・モチコシ沢大滝


令和元年9月25日(水)晴れ。
今日はモチコシ沢大滝を見に行く。
早朝は曇り、途中での富士山は見えなかった。
玄倉林道が通行止めになってから久しい、青崩隧道手前までは行けるらしいので、出かけて見る。
丹沢湖の水位は低い、玄倉川は橋の先で湖面へ流れこんでいる。
林道が通行止めだと、一般のハイカーは行くところがない、広い無料駐車所に止まっていたのは1台だけ。
一時期ユーシンブルーが話題になったが、工事の終了見込みが令和2年以降、玄倉周辺は寂しい。

仮設のゲートの鎖ははずされていたが、いつなんどき閉められてしまうかわからない。
ユーシンまで一般の車が入れた時代がなつかしい。
林道をてくてく歩く。県民の森への道もしっかりした鎖で施錠されたままだ。
以前入れた駐車場の先にゲートがあるが、監視の車が1台止まっている。
中から降りてきて、工事中だから先にはいけないよ、というが、沢に降りるから大丈夫、といって通過する。
歩いている途中、工事関係の大型ダンプがかなり通る、そのたび横によけて通過待ち。
青崩隧道近くで止まっていたダンプの運ちゃんが、顔を出し、どこまで行くの、その先は工事中でいけないよ、という。
新隧道の前から、旧隧道の道に入る、こちらに入ると、やっと静かになる。
旧隧道は、完全に閉鎖され、入ることは出来ない。隧道手前から玄倉川に降りる。
降りたところに、丁度いわしゃじんが垂れていた。カメラを出し撮影タイム。
さて遡行出発前に腹の具合が少々悪い、いいところがないかなあ、と周囲を見回したら、釣り人がいるのに気が付いた。
こんなところで釣りかいな、魚なんていないと思うけれど・・・。
少し離れながら遡行開始。玄倉川の水量は、まずまずあり、渡るところの水圧も強い。
ひざ下あたりの場所を選びながら横断したり、大石の間をくぐりぬけたりしながら進む。
モチコシ沢の出会いが見えてきた。ここまでの遡行は比較的楽、この先発電所の下へは泳ぎを伴う。
しばらく玄倉川の写真を取り、モチコシ沢に入る。
大滝の下に出るには、深見を通らならければならない。

右側にロープが垂れているが、岩には足を置く手がかりがない おもいきって入ると胸まで浸かった。幸、カメラはザック上部にあったので無事。こんなに深かったけ。
思っていた以上に深かったなあ。しばらくは撮影タイム。
帰路はロープをつかみ、足を浮かすと、腹までの浸かりですんだ。
まだ気温が高いので、寒さが感じられないのも助かる。
今日の目的は大滝を見る事なので、再び下降し、林道を下った。
ダンプと工事関係者の往来が多い、じゃり運搬の大型車も頻繁に通過した。
山北駅前のもみじの湯で汗を流し、帰路についた。

車――モチコシ沢出会い――林道上――車

8:00  10:10      12:00  13:50

 

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