丹沢・鍋割山



1月24日(金)快晴。
新雪をさくさく歩いて見たくて、鍋割へ行ってみた。
二俣までの道路は少しあやしいので、西側の県民の森への林道に入り、最後の駐車場に止める。 ここまで雪の気配はなく、見上げる尾根方向も上の方しか雪がない、少し思惑がはずれたかな。
後沢乗越に出てもまだ積雪はなく、前に降った残りが少しあるだけだ。
草をはむ鹿4頭と出くわす。 しばらくにらめっこしてしまった。
標高1000Mを過ぎたころから、少しずつ昨日降った雪が出てきた。 天気は快晴、風がやや強いが、そう寒くはない。
富士山がやっと見えてきた。 遠く相模湾には、伊豆大島、利島、新島が浮いて見える。
少しずつ雪が深くなってきたが、それでも5CMくらいの積雪。 大月で25CMだったから、少なくても20CMくらいは積っていると思ったんだが。

表尾根はかなり温かいらしくあまり積らないようだ。 おそらく主脈の方には、見た感じから、かなり積っているんだろう。
山荘にはおやじさんも来ていて、泊り客もあったらしい。 頂上には2,3組みの登山者がきている。
南アルプス方面は、冬型の気圧配置が強く、雲のなかにかくれている。
周囲は真っ青な空と白い雪、それに房総半島から富士山、御正体山まで見えるすばらしい景色。 持ってきたビールとおにぎりを食べながら、ゆっくり鑑賞する。
今日はここまで来て景色を見て帰る予定だったので、新雪の頂上の周囲をまわりながら、もときた道を下山する。
晩秋の山歩きのようで、アイゼンも必要なく、気楽に降りられた。 帰り際にミズヒ大滝に寄ってみる。
尾根を降りきらないうちに、ミズヒ沢方向に寄り、堰堤に上に降りる。 丁度ここしか沢に降りられない、という感じのところだった。
ミズヒ大滝は正面に太陽をいだき、大きな虹が出ている。 通常のスローシャッターは切り様もないので、今日は高速シャッターで撮って見る。
落差はどう見ても20M未満のような気がする。 林道を歩いていて、水沢に滝らしき流れが下に見えたので、降りて確認する。 やはり、滝だった、3段9Mの滝だ。 滑滝ふうだが、この時期でも流れのある立派な滝だった。

 車――――鍋割山――――ミズヒ大滝―――車

 9:20   11:30(12:10)  13:30   14:40
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