丹沢・ギフチョウ2とニカニカ集会


4月11日(土)快晴。
その後暖かい日にちが続き、ギフチョウの終わりが近づいたのではないかと思い、今年最後の 石砂山もうでに出かけました。
朝から気温が上がり、宮が瀬付近では、はや20度。
今日は山には入らず、篠原周辺を散策してみる。
すみれが咲く周辺では、数人の人達が陣取っていた。
山道を歩いていると、すみれを吸蜜している、1頭のギフチョウに出会う。
あまりいいアングルでは撮れず、写真はいまいち。
沢沿いを奥まで歩いてみる。ひとりしずかや、白花すみれなどが咲いていた。

戻りながら民家近くのツツジの花を眺めていると、ギフチョウが取り付いていた。
しばらく待機しながら、舞戻ってきたときを見計らい、撮影する。
ここもいいアングルはない、蝶の羽も傷つき痛んでいる。
すこし脇道に入り、散策しながら花を探す。
染井吉野は終わりに近づいたが、咲き始めた八重桜の木を眺めていたら、何やら蝶が取り付いている。
早速、近寄り観察してみると、1頭のギフチョウが吸蜜している。
止まる時間が短く、いい写真は撮れなかったが、八重桜とギフチョウという、構図が得られた。
またこの時期に舞う、トラフシジミも撮影できた。
暑くなってきたので、このへんで終了し、自宅へ戻る。
カワセミを撮ろうと出かけたら、今度はツマキチョウが目の前のタンポポに止まり、うまく撮影できた。
今日は、普段見られない蝶が撮影でき、満足のいく1日でした。


4月12日(日)くもりのち晴。
今日は丹沢V派の集会が、湯ノ沢源流956M峰で開かれるとの事で、時間が会えばドタ参してみる気持ちで出かける。
箒杉の駐車場に着くと、集会に参加されるだろうと思われる人達が集まり始めていた。
頂上で立ち寄るかもしれない、と一言かけ、沢靴を履き、押出沢出会いに向かう。
久しぶりの沢歩きなので、登りは始めて早くも息切れ、足はなかなか進まない。
左俣の分岐まで、左岸沿いの仕事道を登るが、前と比べ、かなり荒れてきた。
新しいトラロープを利用しながら、ザレた部分を安全に巻いていく。
左俣分岐には、ザレたルンゼを滑りながら降りた。
小滝を登る足もなかなか出ない、なんとかヒョングリ滝が見える滝下に着いた。
手前の2段10Mの滝を眺めて見て、登れるだろうが降りるのが難しい。
周辺の地形も以前より荒れ難しくなっている。
今日は上まで詰めるので、登るルートを確かめる。
F4の下に降りられればと思い、中間尾根を登ることに決めた。

滝右のザレたルンゼを登るが、なかなか厳しい。
以前F4下に小さくトラヴァースして降りることが出来る踏跡とロープがあったが、ロープは見当たらず、道も崩壊していた。
もうF4C・Sの滝を眺めることはかなり難しくなった。
狭く急な尾根を立ち木伝いに登ると、左右の俣をつなぐ、はっきりした仕事道に出る。
左俣を覗くと、F4上の3Mくらいの滝上で水が湧き出し、上流にはほとんど流れがない。谷は深いが、ゴーロが続いている。
反対側に歩き、右俣の堰堤上方向に降りるジグザグの道を確認した。
中間尾根に取り付き、踏跡を拾いながら登っていく。
数箇所、狭くザレたキレット状のところもあるが、比較的登りやすい。
下り用として使用するには、ザレていて危険だ、短いロープが必要になる。
富士山も見えてきてかなり高度をかせいだ頃、やっと上の尾根道に出た。
出たところは、950峰の少し北、少し登れば、やや広くなった明るい山頂だ、時間は11時20分、いい時間だ。
集会が開かれている956峰へは南へあと少し歩けば着く。
ゆっくり歩いて行くと、賑やかな声が聞こえてきた。
「ドタ参ですがよろしいですか」と挨拶し、皆さんのお仲間に入れることが出来ました。
美味しい、イノシシ鍋やポップコーンなどをいただき、ご馳走さまでした。
2時すぎの下山まで、楽しい集会に参加させていただきました。
下りは向沢左岸の道を選び、762峰経由で向沢出会い近くに降り立つ。
吊橋を渡り、駐車場前に着く、下りは、ゆっくり歩いて1時間20分ほど、明るい安全な尾根道でした。

車―――尾根道――956M峰――車

8:20  11:20  14:10   15:30

 

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