丹沢・西沢の枝沢


11月16日(土)くもり。

西丹沢の西沢をぶらぶらと枝沢を探りながら歩く。
今まで下棚や本棚を見に何回も歩いたが、そこまでにある幾つもの枝沢には、あまり興味もなく、 目に入らなかった。
枝沢にも大きな滝があるよと情報があったので、ほんとかいなと思いながら、下流から順番に歩いてみた。
下棚や本棚以外にも滝があるの?、そんな水のある沢が途中にあった?、と半信半疑だ。
本流はこの時期にも変わらずかなりの水が流れている。 紅葉は里に下り、この付近もそろそろ終りに近づいてきた。
堰堤を二つ登り、左岸の涸れ沢に入って見る。 少し行くと水の流れが出てくるが、細い流れだ。 10Mくらいの滑滝があったが、それ以上は望めず、ここで引き返す。
次の沢もすぐに左岸からの合流であったが、ここも空振り。 次は右岸の沢、ここも出会いに水はなく、少し入ると出てくる。 しかし、ゴーロのみで何も無い。
本流が小さな2段、庭園風になっているところに、右岸からゴーロの沢が合流している。 入るとすぐに水の流れがあり、今までの枝沢より多い。 少し期待しながらゴーロを歩いていく。
沢は右に曲がり、滑状の滝が出てくる。 さらに右カーブを描きながら登って行くと、一筋の滝が見えてきた。
水量は少ないが、立派な滝である。 20Mくらいある1条の滝だ。 この滝から上は登るのが困難なので、ここで引き返す。
次の沢は権現山の登山口のところに流れこむ沢。
広場では紅葉をめでながら、食事をしている中高年グループがいた。
出会いには少し水が流れている。 入るにつれて、水量も多くなる。 しばらく行くと正面に滝が見えてきた。
上段は左右に分かれているらしく、右壁は上にほうにのびている。 水量からして、滝と見れるのもここまでか。
ここからまた権現山登山口の出会い広場に戻る。 登山道に出るとやはり、紅葉と滝をめあてにくる、登山者に多く出会う。
もう、この先にあるのは、下棚沢と本棚沢だけだろう。
今日は下棚、本棚に行く予定はなかったが、ここまで来て寄って行かないてはない。 べた曇りなんで、全体の写真を撮るには好都合だ。
下棚、本棚も以外と水量は多く、周囲の紅葉と一体となって流れ落ちる、すばらしい眺めだ。 やはり、寄ってよかった。
ゆっくりと写真を撮り終え、またぶらぶらと、西丹沢駐車場へ戻った。
総じて左岸の沢は水が少なく、右岸権現山方面の沢には、まあまあの水の流れがあった。


車―――無名滝――下棚―――本棚―――車

9:30  9:45  10:50  11:20  13:00

 

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