西沢渓谷と温泉の旅


27年11月15日(水)快晴。
紅葉見物を含め、3人で西沢渓谷へ行って来ました。
天気予報が”良ければ水曜に行こうね”、と予定していたら、絶好の日よりになりました。
県央厚木から高速に入り、中央道を走る。
今年の紅葉は早いようで、低い山々もかなり色づいている。
途中、雪に覆われた富士山が顔を出した。
一時、消えた雪も復活し、かなり下まで白くなっている。
山梨県に入ると晴れ間が多くなり、南アルプスも見えてきた。
北岳の山頂付近も少し白くなり、いい感じになっている。

昨日の雨で甲府盆地には低い雲がたなびいていた。
勝沼で降り、塩山方面に向かう。
平日のためスムーズに走れ、西沢渓谷駐車場には8時すぎに着いた。
駐車場付近には、まだ紅葉が残っているが、周囲の木々はかなり葉っぱを落とし、
これより先は、もう盛りを過ぎているようでした。
日差しもあり、風もないので気持ち良く歩ける。
ただ、日影に入るとひんやりし、冬の気配が忍び寄ってくる。

しゃれたトイレを過ぎると渓谷道になり、川沿いの気持ちいい散策道だ。
自分自身は、氷瀑の時期に三度、東沢から甲武信岳へも登ったことがあるが、紅葉時期は初めて。
Aさんは二度目、Kさんは初めてだという。
平日のため、前後には人もいないので、ゆっくり景色を眺めながら歩く。
途中幾つかある滝で、ゆっくり撮影しながら歩くと、あとから数組の人達に抜かれた。
七ツ釜五段の滝の最下段が見える橋に到着、水量もあり、見ごたえ十分。
上段の眺めは、少し登った所で見え、日も当たり、全体の滝の姿がわかり、記念撮影場所でした。
さらに最後の滝を見、朽ちた不動小屋を眺め、渓谷道から離れ、上部へ登る。
100Mほど高度をかせげば、昔の森林軌道跡の道。
道路のような道をたんたんと下れば、林道に出る。
橋を渡れば、トイレがある場所に出る。

紅葉は、駐車場横のドウダンツツジが見事でした。
撮影や休憩に時間がかかり、通常より、1時間半ほど余計にかかりました。
戻って見れば駐車場もかなり車が一杯、平日でこの程度だと、休日の混雑が想像されました。
車で下りながら、昼飯にほうとうが食べられる店を探す。
途中、目をつけていた店は、定休日でぼつ。
恵林寺付近の小さな店で遅い昼食のほうとうをいただく。
さあー、最後の楽しみ、ほったらかし温泉へ向かう。
途中、富士山は雲に覆われ、姿は見えず、上空は快晴なのにね。
ほったらかし温泉到着は3時半、ひょっとすると、日没丁度でベストかな。
日没時間を聞くと4時半頃だという、富士山が見えれば、文句ないんだが?。
風呂は、あっちの湯とこっちの湯2箇所あり、入り口は別で、終了時間も違う。
日の出と富士山と夜景を眺めるのなら、あっちの湯、富士山を正面から見るのなら、こっちの湯。
今日の営業終了時間は、22時と17時。

富士山が見えればいいので、17時終了の空いている、こっちの湯に入る。
露店風呂の湯船につかり、雲がかかる富士山方面を眺めていると、だんだん、山頂付近が見えて来た。
これは、夕方、雲が消えていく前兆だ。
それから30分、低い雲は消え、富士山全体が綺麗に見えて来た。
日没まで、すばらしい景色を眺めながら、のんびりしていた。
日没後風呂から上がり、売店横で富士山の夕景を撮影する。
30分ほどすれば、甲府の町に灯りがともり、富士山と見事な夜景が出現した。
最後に夜景を撮影し、温泉をあとにする。
夜景を眺めに登ってくる車もかなりあり、平日ながら、50台ぐらいの車と観光バスもあり、結構人がくるようでした。
天気は、ばっちし、富士山と夜景も見え、すばらしい、1日でした。

車――七ツ釜滝――――車

8:20  11:30   13:20

 

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