丹沢・野沢川、棚沢大滝

11月4日(火)快晴。
静岡県小山町柳島の野沢川上流にある二つの滝を見に行ってきた。
小山町側は、久しぶり、ネットで大滝があるとあったので出かけて見る。
実は、先週に両方見ようといって見たが、不老の滝で1時間、棚沢大滝で2時間と見積もって行ったものの、
不老の滝が本流にあると思いこみ、不老橋から沢沿いに進み、大きな堰堤を巻くのに疲れ、一旦林道に上がる。
確かネットで林道から滝が俯瞰出来るとあったので、林道を登りながら沢を眺めて見るもそんなところはない。
どんどん歩き尾根近くなってきた。
こりぁ見逃したかな、と思い、また林道を下りながら眺めるも見つからない。
小雨も降ってくるし、4時間も歩き相当疲れた感じ、そろそろ林道ゲートが近づいてきた。
ふと、道路際に標柱があり、枝沢方向をさしている、文字はかすれ良くわからない。
カーブの所から枝沢を覗いて見ると、なんと不老の滝が50M前方に見えるではないか。

なんだ、こんなにゲート近いところに落ちていたんだ。
初めて見る不老の滝は立派、2段になって落ちている。
簡単に滝前までは、行けそうもなく、疲れていたのでここで撮影した。
帰路、晴れてきたため、菜の花台に寄り、レモン彗星を撮って行く。
レモン彗星は、双眼鏡でも良くわからず、見える方向を撮影するのみ(10月28日)。
そして今日は快晴、246を走っていると雪をかぶった富士山が綺麗に見える。
今日は、山口橋先の駐車スペースに車を止める。
50Mほど戻り、右岸の林道を歩いて行く。
大きな堰堤が二つあり川底もコンクリートの沢、二つめの堰堤まで車が1台通れる道が500Mほど続いた。
植林地に入り堰堤を巻いて登ると、やっと沢らしくなる。
水量はかなりあり、本流と変わらない、途中から農業用水にかなり取っている。
最初に見えたのは、枝沢にある2段13Mの滝。
本流を進むと5Mの滝に出会う。
ここの巻きは、少し考えさせられる。
体力が無くなってきたので、滑るところが怖い。

一歩一歩慎重に右の石を登ったが、疲れた。
少し歩くと3Mの滝が出てくる。ここは簡単に横を巻きあがる。
少しS字状になった沢を曲がると、立派な直爆が現れた。
これが、今日目指す棚沢大滝だ。
地形図からでは、ちょっと読めない、丹沢ではあまりない綺麗な15M直爆。
今日は快晴のため青空と太陽があたり、スローシャッターは切れそうもない。
しばらく撮影と休憩をとり、ここから引き返す。
5Mの滝横の下降はロープを出し、大石にひっかけて慎重に降りる。
あとは危険なところもないので、ゆっくり下る。
沢登りとしては、この上も面白い所が続くらしいが、今の体力と技術ではもう、限界ですね。
車まで戻り、先週途中までしか車で行かなかったが、今日は不老橋まで車で行く。

ゲートから林道に入り、200Mほどの歩きで不老の滝が見えてくる。
今日も滝前までのルートを探ってみたが、かなり難しそうなのでやめた。
これでやっと目的の二つの滝を見ることが出来ました。
かなり落ちてきた体力、もうきつい滝見は、難しくなりました。
沢名はヤマレコで棚沢とあったので引用、山塊全図では峯坂沢、堰堤では、柳島川になっていた。
ちなみに、峯坂沢は世附川支流にもあり、不老滝は山北町塩沢にもあります。
車――棚沢大滝――――車――不老橋――不老の滝
9:40 10:50(11:20) 12:20 12:30 12:35