奥多摩の無名沢散策

閑話休題(それはさておきという意味で、無駄話をすることではないらしい)を二つ。
一つは、パソコンの購入。
長らく使用していた98のノートパソコンを、ようやくXPのデスクトップに変えた。改めて、比べると違いが鮮明だ。
液晶画像の明るさ、綺麗さが全然違うし、スピードも速い。価格も3分の1の安さだ。ようやく買う決断がつきました。
ビスタは買いたくなかったので、そろそろ販売がなくなりそうなXP仕様を探し購入。
設定は至って簡単、苦労した98と違い、電源を入れたら、ほとんど自動的にインターネット接続、あほなほど簡単だ。
2GのUSBメモリーも2000円弱で購入、数年前までは5000円以上していたしろもの。
分散していたデータを、まとめてハードディスクに入れ替えた。
購入すればで、子供はDVDのスーパーマルチが良かったと、のたまう。
まあ、最低価格のものを探したのでしょうがないだろう。
二つ目は、尿管結石のはなし。
一週間前頃から、気のせいか、なんとなく、切れが悪いような気がしていたが…。
11月下旬、夕食後、突然猛烈な腹痛がおき、気持ちが悪くなり、食べたものはすべて吐いてしまった。
両わき腹と胃から下の痛みが激しく、1時間くらい、布団の上でドタバタしていた。
救急車を呼ぶのを我慢し、正露丸を飲んで痛みを抑える。少し痛みが治まり、そのまま寝てしまった。
朝になると、正常そのもの、痛みもなく気分爽快。
こりゃ、てっきり“食中毒だ”と考え、昼過ぎに保健所に電話してみる。
「自分だけ食べた、明太子が原因だと思う、検査してもらえますか」「黄色ぶどう球菌は食後2時間くらいからで、30分は早すぎです」
「下痢もしてないし、他の家族は何でもないようなので、身体も含めて、少し様子を見たらどうですか」と言われてしまった。
今まで、入院するような病気はほとんどした記憶がないので、自分の身体のことは、頭に浮かばなかった。
その日の夕食後、また前日と同様な痛みの走りが少しあった。
むむ、これは、身体の異常の方だ、とようやくわかり始めた。
その日は、たいした痛みもなく、またそのまま寝る。

翌日、これまた快調、夜まで絶好調、昼間は山に行く。
しかし、また、夕食後、最初の痛みと同様な腹痛がおこり、また布団の上でドタバタ。
3時間経っても、痛みは治まらない。
今度は左わき腹と背中、膀胱近くに痛みが走る。
家族は「夜間救急センターに行く?」というが、「がまん、がまん、バッファリンを飲んでしのぐ」、少しずきずきするが、
眠れないほどではなくなったので、また、寝てしまった。
ネットで腎臓病を検索してみると、尿管結石の疝痛そのもの。
三日間痛みが続いたこと、残尿感、左背中とわき腹の痛み、膀胱近くに痛みが走る症状。
月曜日に医者に行こう、と思っていたが、ほぼ病名を突き止めたため、ネットで土曜日一般診療を受け付けている、近くの腎臓専門科がある病院を探した。
幸、近くにあり、翌日の土曜日、電話で予約をし、病院に行った。
尿検査と症状から、「間違いなく、尿管結石ですね」と言われてしまった。
レントゲンを撮ったが、わかるほどに写っていない。
「さて、治療はどうするんですか」と聞いたら「水をたくさん飲んで下さい」「どんどん飲んで流しだすしかありません」と言う。何と、原始療法なんだろうか。
「痛みが出たらどうするんですか」「座薬を出しますので、痛くなったら使用してください、そのうちに出ます」、と言う。
まあ、病名も確定したし、しょうがないか、診察はそれでお終いだ。
翌日からは、ひたすら、意識をしながら、水を飲み、酒をビールに替え、飲み続けた。
幸、痛みはその後出ず、4日目、トイレで用を足した時、ふっと違和感を感じ、ぽこっと出た。
あわてて、小便器に手を入れ、出た石を拾う。大きさは、米つぶを一回り小さくしたような感じ、3mmくらいでした。
4mm以下は、自然排出、それ以上大きくなると、超音波で破壊するそうだ。
どうも、三日間の痛みで、膀胱に降り、タイミングを計って出てきたようでした。
一度あると、何年かに一度の割合で出ることもあるらしい。
とりあえず、こんな痛みは、こういう病気か、という経験したということで、一件落着。

奥多摩12月15日(土)晴れのち曇り。
奥多摩の名もない小沢(三頭沢)に行く。最初に、奥多摩湖から小菅村の方に進み、玉川の手前、県境付近にある右岸の小沢(三頭沢)に入る。
奥多摩湖が満水になると、渡れないが、小菅川の本流をすばやく渡渉する。
出会いに堰堤があり、水の流れはある。堰堤を三つ越えた上に、二段6Mの滝があった
曲がっているので、全体を収める写真は撮れない。すぐ上には、また堰堤が見える。
横の旧山葵田跡から巻き、堰堤を越える。水流はあるので、しばらく登ってみる。岩魚が一匹走った。魚もいるらしい。
狭くなったのもつかの間、上は開け、左岸から崩れた土砂が沢を覆い、それ以上行っても、無駄のようだ。ここで引き返し、車に戻る。
次は、丹波山村から泉水谷まで走り、ゲート前に車を止める。
ゲートから、林道に入ると、すぐに泉水谷に降りる道がある。
対岸に見える、サカサ沢が次に入渓する沢だ。出会いの水流はチョロチョロ、ほぼ絶望的な沢だ。
サカサ沢沿いに、山道があり、登って行くが、堰堤が続き、水もなくなってくる。水は少し復活するが、山葵田跡で終了、また戻る。
今度は車で戻り、丹波山村・保野瀬地区の沢を国道から俯瞰してみる。
民家が切れた先の小沢に水流と滝らしい姿が見えたので、寄ってみることにした。
部落の道横に車を止め、上から見えた右岸の山道に入る。
水量はあり、小滝が続いたが、その上は滝ではなく、堰堤でした。これで、この沢も終了。
部落に戻り、滝口沢に落ちる滝を見に行く。
この滝は、以前見たことがあり、名前もあるんじゃないかと思った滝だ。
丹波川の河原を歩き、滝が見える正面に行く。数段に落ちる30Mくらいの滝だ。
冬場になったので、流れがよく見える。民家がある上の道路にあがり、よく見えそうな場所を探す。
柿の実を前景に、滝が眺められるいいところがありそうだが、すべて民家越し。
民家の二階あたりからの眺めが、一番よさそうだ。
残念だが、私有地のためベストアングルは不可能。
近くにいた人に滝の名前を尋ねてみたが、はっきりわからなかった。
本題の沢はたいした収穫がなく、あまり記事になりそうな滝もなかった。
トップへ戻る