大棚沢・大棚


令和5年5月10日(水)快晴。
丹沢の滝動画シリーズの締めくくりとして、大棚沢・大棚の滝へ行く。
道程は簡単だが、林道歩きが長い、久しぶりの西丹沢、林道の状況はどうだろうか。
浅瀬の道路脇には5,6台の車が止まっている、おそらく多くは釣り人だろう。
ゲート横を抜け、水の木林道に入る。
以前あった釣り人のチェック小屋は解体され平地に、看板だけが残っていた。
今日は日曜日に降った雨の影響で水かさが多い、本流は少し濁っていた。
夕滝の少し手前で、通常は流れていないような所に滝姿があり最初に撮って行く。

夕滝は、立派な姿だが、新緑で伸びた木がかなりじゃま、撮らずに進む。
新しい落石場所があり、徒歩のみ通行可能。
悪沢手前の落石箇所は綺麗になっていた。
悪沢出会いを過ぎ、吊り橋を眺めると、かなり老朽化が進んでいる、そろそろ歩くのは難しいか。
枝沢の水量がかなり多いので、これは、というところは滝がないか、見ていく。
山百合橋を過ぎ、少し歩くと、新しい崩落個所に出会う、ここはかなり多いので、重機がないと搬出出来ない、徒歩のみ通行可能。
左岸の枝沢に滝が見える、撮影する二段10M。
滝の上に鉄柵の道が見え、何処へ行くのだろうか。
林道を少し歩くと、雷沢排砂口入り口と書いてあった。
それから少し歩くと上段が二段10M位の滝、下段は6Mの滝がある沢に出会う。
橋の名が広河原橋とあり、沢の名前は広河原沢か。
さらに、もう少し歩くとこれまた滝がみえる。

水の木の林道分岐点、大棚沢沿いの林道に入る。
少し歩くと、今日の目的地、大棚の滝入り口の看板に出会う。
植林地を少し下ると爆水を落としている滝の前だ。
通常の2倍くらいの水量で落ちていて水煙がすごい、雨が降っているようだ。
動画を3枚、静止画を少し撮り、ここをあとにする。
落差は30Mとあるが、直瀑が20M、滑滝部分を含めて30Mか。
さあ、あとは林道を下るだけだ、結構遠かったなあ。
林道で、浅瀬方面からやってきた自転車にあった。
パンクしそうな山道と2箇所の崩壊箇所をどうクリヤしてきたんだろうか。

ここまできたついでに、以前宿泊したことのある、水の木宿舎を見ていく。
屋根はしっかりしていて問題なさそう、窓ガラスもほとんどあり、泊まれそうだった。
ここで林道から音がするので、下を見ていると3輪のバイク2人組の若者がかなりのスピードで、水の木の奥へ進んんで行った。
おそらく、明神峠のゲートから入ってきたのだろう、どうやって入ったか。
林道を歩く散策者には2名会った。
帰路、東電の小屋だろうか、比較的新しい小屋があり、その先に結構な水が流れる沢がある、少し覗いてみる。
あるある、5Mの滝が2段連なっていた。
なれない長い林道歩き、足が痛くなってきた。
今日は雨後で水量があり、通常では見られない滝が見られて、新しい発見があった。
今日見た新しい滝は、すべて左岸の小沢、丹沢の地図で名前をチェックしてみたが、名のついた沢はなかった。

浅瀬――大棚―――浅瀬

7:15  10:40   14:05

 

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